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米SonicWALL、インターネットセキュリティーアプライアンス『SonicWALL PRO 2040』を発売

2004年03月08日 21時38分更新

文● 編集部

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米SonicWALL(ソニックウォール)社は8日、ラックマウント型インターネットセキュリティーアプライアンスのエントリーモデル『SonicWALL PRO 2040』の出荷を3月中旬に開始すると発表した。価格は52万円(初年度保守費用込み)。販売代理店を通して販売する。

『SonicWALL PRO 2040』『SonicWALL PRO 2040』

『SonicWALL PRO 2040』は、ファイアーウォールとVPN機能を搭載したセキュリティーアプライアンスで、同社の次世代OS“SonicOS”を採用したのが特徴。100ノード規模で拠点数が50ヵ所以下の中規模のネットワーク向けの製品。標準で『SonicOS Standard』を搭載しているが、WANのフェイルオーバーや負荷分散、オブジェクトポリシーベース管理、ポートのカスタマイズ(セカンドWAN/LAN/DMZ)などに対応した『SonicOS Enhanced』にアップグレードすることも可能。スループットは、ファイアーウォールが200Mbps、VPN(3DES/AES)が50Mbps。同時セッション数は3万2000で、リモートアクセスVPNセッションは100。ノード数は無制限。オプションとして、クライアントへの自動インストールや強制ポリシー適用などが行なえる“アンチウィルス機能”、ウェブコンテンツへのアクセスを制限する“コンテンツフィルタサービス”、『SonicWALL ViewPoint』によりウェブベースのグラフィカルなレポートを作成する“レポート機能”などを追加できる。

本体には800MHz動作のx86系CPUと暗号化アクセラレーター(ASIC)、128MBのRAM、64MBのフラッシュメモリーを搭載し、インターフェースは10/100BASE-TX×4ポート、シリアル×1ポートを装備する。本体サイズは幅431.8×奥行き254.0×高さ44.5mm(1U)、重量は3.86kg。電源は100V~240V。VPNクライアントソフト『SonicWALL Global VPN Client』が10ライセンス付属する(最大100VPNまでアップグレード可能)。オプションの『SonicWALL Global Management System』を利用すれば数千台までのSonicWALLのアプライアンスとVPN接続のリモート一元管理が行なえる。

同社は今夏、Gigabitクラスの製品を国内市場に投入するなど、製品ラインアップの拡充を図るとしている。

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