総評＆撮影サンプル
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| 撮影サンプル1 元画像は1944×2582ドット。ラチチュードは低めで白とびがおきやすいほか、エッジ付近での偽色処理もやや気になる。 | ||
画像は従来機同様に、記憶色が強調された鮮やかな発色に写る傾向にあるが、やや黄色味が強いのが気になる。また、十分な明るさで撮影した際はくっきりとした画像となるが、曇天や夕暮れなどの光量が足りないシーンではとたんにノイズが目立ってしまう傾向にある。発色や輪郭を強調する絵作りのデジタルカメラではノイズ除去との兼ね合いが難しいのだが、たとえばシャープネス強度や鮮やかさをユーザー側で選べるようにして欲しかった。
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| 撮影サンプル2 元画像は2582×1944ドット。薄暗い部分でのノイズが残るほか、色合いは全体的に黄緑方面に振られており、木々の緑などはもう少し濃いほうがいいように思える。 | ||
細かい点では苦言となってしまったが、とくに凝った撮影手法やレタッチをしなくても人目を惹く絵作りになっているのは普及機として高く評価できる。本機はマニュアル露出モードを持たないコンパクトスナップカメラとしての完成度は非常に高く、高速な動作を含めて持ち歩きカメラとしてお勧めできる1台だろう。
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| 撮影サンプル3 マクロ撮影は6cmまで近接可能。マクロ時ならではの背景のボケもあってエッジがくっきり感は気持ちよい。 | ||
| Digital Revio KD-500Zの主なスペック | |
| 製品名 | Digital Revio KD-500Z |
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| 撮像素子 | 1/1.8インチ有効500万(総536万)画素CCD |
| レンズ | 光学3倍ズーム、f=8～24mm(35mmフィルムカメラ換算：f=39～117mm相当)、F2.8～4.7(望遠側：F4.9～8.2) |
| 記録媒体 | 内蔵2MBフラッシュメモリ、SDカード(MMC対応)／メモリースティック |
| 記録画素数 | 2592×1944／2048×1536/1600×1200／640×480ドット |
| 液晶モニタ | 1.5インチ低温ポリシリコンTFT液晶モニタ |
| 動画記録 | 320×240ドット(MotionJPEG圧縮AVIファイル、15fps)、最長30秒 |
| インターフェイス | USB(リモートコード兼用)、AV出力、DC入力 |
| 電源 | 専用リチウムイオン充電池×1 |
| 本体サイズ | 94(W)×29.5(D)×56(H)mm |
| 重量 | 198g(本体のみ) |
