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NTT東日本/西日本、IP電話対応機器に接続した電話機から発信する際の留意事項を発表――新ファームウェアの提供も開始

2003年10月22日 00時00分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は22日、固定電話からIP電話(050番号)への通話サービスの開始に伴い、両社がフレッツ・ADSLとBフレッツのユーザー向けに提供している“IP電話対応機器”に接続した電話機などを利用する際の留意事項について発表した。併せて、IP電話番号の“発信者番号通知設定機能”を追加するためのファームウェアを提供することも発表した。

図
「IP電話対応機器」に接続した電話機からIP電話(050番号)への発信パターン

この留意事項は、固定電話からIP電話番号への通話サービスが開始される23日以降、IP電話対応機器に接続した電話機から、従来のIP電話としての発信だけでなく、加入電話としてIP電話(050番号)への発信が行なえるようになることに対してのもので、発信のしかたにより通話料金や通知する発信者番号が異なるため。加入電話として050番号に発信する場合は、ダイヤル方法が最初にゼロを4回ダイヤルする“0000-050-XXXX-XXXX”となり、通話料金はNTT東日本/西日本から請求され、発信者番号は加入電話番号を通知できる。IP電話として050番号に発信する場合は、“050-XXXX-XXXX”となり、通話料金はユーザーが契約しているIP電話サービスのプロバイダーから請求され、発信者番号はIP電話番号(050番号)を通知できる。

新ファームウェアの提供は、ユーザーが契約しているプロバイダーのIP電話サービスによって、固定電話に発信する場合の発信者番号の“通知”と“非通知”を選択できるようになることから、“IP電話対応機器”に“発信者番号通知設定機能”を追加するためのもの。23日から順次提供する予定で、詳細は、フレッツ公式ホームページのIP電話対応機器のページ(NTT東日本NTT西日本)などに掲載するとしている。

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