三菱化学メディア(株)と(株)リコーは、片面2層構造で8.5GBのデータ保存が可能なDVD+Rディスクを参考出品していた。現行のDVD+Rディスクは片面1層タイプで4.7GBのデータが保存可能。したがって、今回の製品はデータ保存容量を約2倍にまで高めた製品ということになる。スタッフによると、「今年中に規格ができればいいと考えている。製品が登場するのは来年になるだろう」とのこと。
三菱化学が参考出品していた2層構造のDVD+R | こちらはリコー | |
2層構造のDVD+R断面模型 | フィリップスは試作機でデータ記録のデモを行なっていた |
読み出しは現行のDVDドライブでも大丈夫とのことだが、書き込みは2層構造のディスクに対応したドライブが必要となる。会場では、フィリップスのドライブ(試作機)を使い、書き込みのデモが行なわれていた。