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TYAN、Opteron対応シングルマザーボード『Tomcat K8S(S2850)』を発表

2003年07月23日 00時00分更新

文● 編集部

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『Tomcat K8S(S2850)』
『Tomcat K8S(S2850)』

米タヤンコンピュータ社(以下、TYAN)は現地時間の21日、“AMD Opteronプロセッサ”対応のマザーボード『Tomcat K8S(S2850)』を発表した。同社のOpteron用マザーボードとしては、すでに『Thunder K8S(S2880GNR)』が市場で販売されているが、CPUソケットが1つであるシングル仕様のマザーボードを出すのは今回が初めて。チップはAMDの『AMD-8111』を採用している。

『Tomcat K8S(S2850)』はATXフォームファクターの製品で、拡張スロットはPCI×6、メモリーソケットはDDR DIMM用を4本(最大8GB、Registered対応)搭載。オンボードでグラフィックスコントローラー“ATI RAGE XL”を搭載するほか、米ブロードコム社製チップ『BCM5705』によってGigabit Ethernetポートを2つ搭載している。シリアルATAに関してはオプションとなっており、基盤上にも空きパターンが見られが、(株)タヤンによるとほかにシリアルATA搭載モデルも用意されているという。

先日、市場にはシングルOpteronマザーボードとして台湾ASUSTeK Computer社の『SK8N』が販売開始となっているが、こちらの製品は米NVIDIA社のチップ『nForce3 Pro 150』を搭載したものだった。TYANの『Tomcat K8S(S2850)』はAMD製チップを採用したシングル仕様で、その意味でも注目を集めそうだ。販売開始は近日としており、予想実売価格は約3万円となっている。



当初の記事でチップセットはAMDの『AMD 8111』+『AMD 8131』という記述がありましたが、AMDの『AMD 8111』の間違いでした。お詫びし訂正いたします。

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