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サン、教育/研究機関にソフトウェアライセンスを無償提供する特別プログラム“Sun EduSoft Portfolio”を開始

2003年07月17日 15時34分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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サン・マイクロシステムズ(株)は、教育機関および研究機関を対象に、現在同社が提供しているアプリケーションサーバーやポータルサーバーなど90種類以上のソフトウェア製品の使用ライセンスを無償で提供する特別プログラム“Sun EduSoft Portfolio(サン・エデュソフト・ポートフォリオ)”を開始すると発表した。

“Sun EduSoft Portfolio”は、学校教育法に定める教育機関/研究機関を対象としており、審査の後、同社の最新ソフトウェア製品90種類以上を収録した専用メディアキットを購入することで適用される。メディアキットは本日発売で、価格は6万6000円。このメディアキットに含まれる全てのソフトウェア製品の使用ライセンスは、通常の講義/授業を行なう教室内での利用、および機関内での学術的な調査研究活動、教育、研究用のソフトウェア開発のためのテスト/評価で利用されることを条件に、ユーザー数や使用CPU数に関係なく無償で提供される。ただし、学内の業務や経営活動、他の商用目的のための組織全体での使用はできない。

また同社は、同社の最新ソフトウェア技術の学習/修得プログラムを教育機関が提供できるようにする連携強化プログラム“Sun Academic Initiative(サン・アカデミック・イニシアチブ)”も発表した。

“Sun Academic Initiative”では、ウェブを通じたE-ラーニングスタイルのトレーニングコースを無償で提供するもので、同プログラムの適用を受けた大学や専門学校などの教育機関が同社認定教育センターとなり、同社の技術に関するトレーニングを受講者に提供できるようになる。これにより、受講者は同社のウェブラーニングセンター(WLC)を通じて、特定のE-ラーニングトレーニングコースに無料でアクセスできる。同プログラムの受付開始は今秋の予定という。

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