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【第5回 データストレージEXPO Vol.7】松下、容量60TBの“S-AIT”対応バックアップストレージを展示

2003年07月10日 19時50分更新

文● 編集部 栗山博行

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松下電器産業(株)のブースでは、同社と松下寿電子工業(株)、パナソニック ソリューションテクノロジー(株)の3社が、図書館や大学などに採用実績のある映像配信システムや、カートリッジ1巻当たり500GB(非圧縮)の容量を持つ“S-AIT(Super-Advanced Intelligent Tape)”に対応したバックアップストレージなどを展示した。

『LKM-A111』 S-AITデータアーカイブシステム
S-AIT対応ストレージ『LKM-A111』120巻対応のS-AITデータアーカイブシステム

展示されたS-AIT対応ストレージは、内蔵型の『LKM-A111-9』と外付け型の『LKM-A111-B』、4台のLKM-A111を内蔵し、120巻のS-AITカートリッジ(非圧縮60TB)を管理できるデータアーカイブシステムの3種類。

S-AITのデータ転送速度は30MB/秒で、2004年に予定されている第2世代の製品では、非圧縮時の容量を1TBに、データ転送速度を60MB/秒に向上させる予定だという。

『DVD S-MAVIS』
DVDライブラリーシステム『DVD S-MAVIS』

DVDライブラリーシステム『DVD S-MAVIS』は、図書館などに納入実績のある映像配信システムを小型化した製品。105枚のDVD-Videoディスクを格納可能で、視聴ブース設置した専用のタッチパネル端末を使い、映像を配信することができる。搭載するDVDドライブは、標準モデルの場合4台(6台まで拡張可能)。DVDタイトルの入力は、パソコンを接続して行なう。大型の従来モデルでは、1000枚以上のDVD-Videoディスクの管理/配信に対応している。

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