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ソルダム、4万9980円の低価格パソコン“Polo TXP”など3シリーズを販売開始

2003年06月27日 22時50分更新

文● 編集部 小板謙次

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ソルダム(株)は27日、低価格パソコン“Polo TXP”“PHASE3”“TiPO”3シリーズの販売を開始すると発表した。同社の直販サイト“WiNDy SQUARE”および都内の一部量販店で28日から販売となる。アルミケースやパーツ、ベアボーンPCでお馴染みの同社がパソコンを販売するのは、2月の“ESPRITシリーズ”以来のこと。当時は、本体単体でも18万9300円という価格設定だったが、今回は採用するマザーボードに“Tualatin”対応のチップセット搭載製品、CPUにはCeleronプロセッサーなどを採用することにより、本体単体で最低4万9980円、液晶ディスプレーと合わせて最低10万4980円という低価格を実現している。

“Polo TXP”シリーズ。写真はOSプレインストール、マウス、キーボードディスプレーセットモデル

“Polo TXP”シリーズは、同社のベアボーンPCのなかでは最もコンパクトに仕上げられている『Polo T2』をベースとした筐体が特徴。本体サイズは幅150×奥行き288×高さ180となっている。マザーボードには“VIA Apollo Apollo PLE133T”チップセット搭載の台湾Shuttle社製『FV25』を採用している。CPUはCeleron-1.1AGHz、メモリーは128MBのPC133 SDRAM、HDDは30GB、光ディスクドライブはDVD-ROMドライブ(CD読み出し最大48倍速、DVD読み出し最大16倍速)を搭載。インターフェースは筐体前面にUSB 1.1ポート×2、IEEE1394ポート×1、ヘッドホン端子×1、マイク端子×1、背面にシリアルポート×1、パラレルポート×1、VGA×1、USB 1.1ポート×2、10/100BASE-TX×1、ラインイン×1、ラインアウト×1、IEEE1394×2、VIDEO OUT×1、S-VIDEO OUT×1。価格はOSがつかないモデルが4万9980円、Windows XP Home Editionプレインストールモデルが6万4980円、OSプレインストイールモデルに15インチ液晶ディスプレーとキーボード、マウスがセットになったモデルが10万4980円となっている。



光ディスクドライブはDVD-ROMドライブ(CD読み出し最大48倍速、DVD読み出し最大16倍速)を搭載背面にはシリアルポート×1、パラレルポート×1、VGA×1、USBポート×2、10/100BASE-TX×1、ラインイン×1、ラインアウト×1、IEEE1394×2、VIDEO OUT×1、S-VIDEO OUT×1といった各ポートを搭載
プレイステーション風の外観が特徴的な“PHASE3”シリーズ。写真はOSプレインストイールモデルに15インチ液晶ディスプレーとキーボード、マウスがセットになったモデル

“PHASE3”シリーズは、フェイス部分に溝があるプレイステーション風の外観が印象的だ。同社製の縦置型スリムベアボーンPC『P:z』をベースとしているが、『P:z』では台湾Micro-Star製のマザーボードを採用していたのに対して、PHASE3では“Polo TXP”と同様Shuttle製の『FV25』を採用。サイズは幅82.8×奥行き335.2×高さ150mm。CPUはCeleron-1.3GHz、メモリーは128MB(PC133 SDRAM)、HDDは40GB、DVD-ROMドライブ(CD読み出し最大48倍速、DVD読み出し最大16倍速)。インターフェースは前面にUSB 1.1×2、IEEE1394×1、ヘッドホン端子×1、マイク×1、背面にシリアルポート×1、パラレルポート×1、VGA×1、USB 1.1ポート×2、 10/100BASE-TX×1、ラインイン×1、ラインアウト×1、IEEE1394×2、VIDEO OUT×1、SーVIDEO OUT×1となっている。価格はOSが付属しないモデルが5万9980円、Windows XP Home Editionプレインストールモデルが7万4980円、indows XP Home Editionプレインストールで液晶ディスプレーとキーボード、マウスのセットモデルが11万4980円。



溝があるフェイスは同社のベアボーンPC『P:z』を受け継いでいる背面のポートはシリアルポート×1、パラレルポート×1、VGA×1、USBポート×2、10/100BASE-TX×1、ラインイン×1、ラインアウト×1、IEEE1394×2、VIDEO OUT×1、SーVIDEO OUT×1
今回のシリーズのために新たに筐体を制作したという“TiPOシリーズ”

“Polo TXP”シリーズ“PHASE3”シリーズが従来のベアボーンPCの筐体をベースとしているのに対して、最後に紹介する“TiPO”シリーズは、同社が新たに作ったアルミケースを採用している。幅218.2mm×奥行き305.2×高さ183.9mmという、どちらかというと同社のベアボーンPC『Pandora』に近いキューブタイプではあるが、ドライブベイをひとつしか搭載しておらず、FDDドライブも排除されている。採用しているマザーボードは“intel 815GE”チップセット搭載のShuttle製『FB51』で、CPUはCeleron-2.0GHz、メモリーは256MB、HDDは40GB、DVD-ROMドライブ(CD読み出し最大48倍速、DVD読み出し最大16倍速)。インターフェイスは前面にUSB 2.0×2、IEEE1394×1、SPDIF出力×1、ヘッドホン×1、マイク×1を装備、背面にシリアル×2、VGA×1、USBポート×2、10/100BASE-TX×1、オーディオポート(ラインイン/リアアウト×1、フロントアウト×1)、IEEE1394×1、SPDIF入力×1となっている。価格はOSがつかないモデルが6万4980円、Windows XP Home Editionプリインストールモデルが7万9980円、OSプリインストイールモデルに15インチ液晶ディスプレーとキーボード、マウスがセットになったモデルが11万9980円となっている。

いずれもシルバーとブラックの2種類のカラーを取り揃えるが、マウスとキーボード、ディスプレー付きで同色コーディネートが可能な“WinDy Selection”も用意されている。さらに、メモリー容量、CPU、HDD容量などをカスタマイズできるBTOモデルも用意されている。



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