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インテル、六本木ヒルズで“My Smart Life with PC”開催!森ビルとの“iSpot”試験運用も開始!

2003年06月15日 15時56分更新

文● 編集部 小板謙次

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インテル(株)は14日、東京・六本木にオープンした複合施設・六本木ヒルズ内のイベントスペースにて“My Smart Life with PC”と題したイベントを開催し、“インテルCentrinoモバイル・テクノロジ”や“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”をピーアールした。

イベント会場 イベント会場
イベント会場となった六本木ヒルズのアリーナ

会場には各メーカーのインテルCentrinoモバイル・テクノロジ対応ノートパソコンが20台、ハイパー・スレッディング対応Pentium 4搭載デスクトップパソコン6台が並べられ、来場者が自由に触ることができた。ノートパソコンからインターネットへの接続はNTTコミュニケーションズ(株)がこのイベントのために設置したという無線インターネット接続サービス“HOT SPOT”によって接続され、ウェブサイトにアクセス可能となっていた。

デモスペースに集まる来場者 ノートパソコンを自由に触る来場者たち
デモスペースに設置されたデスクトップパソコンや、スタンドやベンチに置かれたCentrinoモバイル・テクノロジ対応ノートパソコンを自由に触る来場者たち
インテルCentrinoモバイル・テクノロジのキャラバンカー “NetWorld+Interop 2003 Tokyo”や“Wireless Japan 2003”にも登場予定
会場に止められていたインテルCentrinoモバイル・テクノロジのキャラバンカー。“NetWorld+Interop 2003 Tokyo”や“Wireless Japan 2003”にも登場予定

またリビング風にアレンジされた中央ステージでは、ブロードバンド接続によってインターネットからダウンロードしたコンサート映像をプラズマテレビで再生し、5.1chのサウンドで楽しむようすや、ソニー製ノートパソコンに搭載されたソフトウェア『VAIO Media』を使って外出先から無線LANで自宅のバイオにアクセス、あらかじめ録画しておいたテレビ番組を再生するなどのデモも行なわれた。このようすは会場サイドに常設されている大スクリーンにも映し出された。

リビングを模した中央ステージ
リビング風にアレンジされた中央ステージ
無線LANで自宅のバイオにアクセスし、録画済みのテレビ番組を再生するデモ
無線LANで自宅のバイオにアクセスし、録画済みのテレビ番組を再生するデモ
デモのようすはアリーナ横の大スクリーンにも映し出された
デモのようすはアリーナ横の大スクリーンにも映し出され、通行人の目をひいていた

さらに、この日から六本木ヒルズではインテル(株)と森ビル(株)による無線LANサービス“iSpot”の試験運用も始まった。“iSpot”はIEEE 802.11bの無線LANサービスで、無線LAN対応のノートパソコンを持ち込めば六本木ヒルズのタウン情報や関連サイトが無料で閲覧可能になる。また、それ以外の通常サイトも1日500円で閲覧できる。サービスは(株)理経の“BizPortal”を利用しており、クレジットカード決済によりIDとパスワードを購入する。アクセスポイントは六本木ヒルズ内の森タワー周辺、ウエストウォークおよびメインストリートとなるけやき通りなど15ヵ所に用意されており、近日インテルCentrinoモバイル・テクノロジと“iSpot”のロゴが掲示される予定だ。

六本木ヒルズの“iSpot”のアクセスポイントはは監視カメラの横など15ヵ所にセット
六本木ヒルズの“i Spot”のアクセスポイントはは監視カメラの横など15ヵ所にセットされていた。
アクセスポイント近くには、近日ロゴが掲示される予定
アクセスポイント近くには、近日ロゴが掲示される予定。真ん中の“HOT SPOT”の部分が“iSpot”に変わる
メインストリートのけやき通り沿いにも6ヵ所アクセスポイントが設置されている
メインストリートのけやき通り沿いにも6ヵ所アクセスポイントが設置されている

「現段階ではビルの2階に設置されたアクセスポイントは6階のショップまでカバーできないなどの問題点もあるが、ショップ側から店内にアクセスポイントを設けてほしいという話もきており、順次対応を考えている」と森ビル担当者は話している。試験運用は来年3月まで行なわれる。
 なお、「六本木ヒルズ」は政府のe-Japan戦略のモデル地区にもなっており、後々モバイルIPv6などの実験も行なわれるという。

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