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日本IBM、『DB2 Information Integrator 8.1』を発表

2003年05月28日 23時13分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は、各種データベースに透過的なアクセスを提供するソフトウェア『IBM DB2 Information Integrator 8.1』を6月13日よりダウンロード販売する。

『IBM DB2 Information Integrator 8.1』は、企業内でさまざまな形で保存されているデータにアクセスする機能を提供するソフトウェアで、異なる種類のデータベースへの連合アクセス機能やレプリケーション機能を提供する。『DB2』のデータベースエンジンに、複数のデータベースへのアクセス機能を搭載しており、OracleやSybaseなど他社製のデータベースに保存されているさまざまなデータを自動的に編集するため、ユーザーは単一のDB2に格納されているように扱うことが可能になる。

対応するデータソースはOracleやSQL Server、Sybaseなどのデータベースだけでなく、XMLデータベースやExcelデータ、Yahoo! やGoogleなどの検索エンジンを含む。

『IBM DB2 Information Integrator 8.1』の対応プラットフォームは、Windows、AIX、HP-UX、Solaris、Linux。以下に挙げる5種類のエディションが発売される。

DB2 Information Integrator Replication Edition
さまざまなリレーショナルデータソースが混在した環境でデータの複製を可能にするソフトウェア
推奨価格……89万3800円
DB2 Information Integrator Standard Edition
さまざまなデータソースが混在した環境でデータの検索機能や複製機能を提供するソフトウェア
推奨価格……357万5000円
DB2 Information Integrator Advanced Edition
『DB2 Information Integrator Standard Edition』に、『DB2 Universal Database Enterprise Server Edition V8.1』のフルライセンスを追加した製品
推奨価格……715万円
DB2 Information Integrator Advanced Edition Unlimited
『DB2 Information Integrator Advanced Edition』と、接続数無制限のコネクター権利を含む製品
推奨価格……2234万4000円
DB2 Information Integrator Developer Edition
さまざまなデータソースが混在した環境でデータの検索機能や複製機能を提供するソフトウェアを開発する開発者向け製品
推奨価格……17万8700円

いずれもダウンロード販売は6月13日、パッケージの出荷は7月11日からとなる。

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