「FSB800MHz動作に挑戦!」のシールが貼られている |
Gigabyteから“デュアルチャレンジ!!”として「FSB800MHz動作に挑戦!」と「DDR400(PC3200)」の2つをうたうマザーボードが3製品同時に登場した。同じようなコンセプトの製品が先週Albatron「PX845PEV-800」とAbit「BH7」からすでに発売されている。
「GA-8PE800 Ultra」 |
今回発売されたのは“i845PE”搭載の「GA-8PE800 Pro」と「GA-8PE800 Ultra」、“i845GE”搭載の「GA-8GE800 Pro」。冒頭でも紹介したようにすべての製品のパッケージにはFSB800MHz化をうたうシールが貼られている。しかしながら“FSB800”と“DDR400”での動作は過去に発売されたAlbatronやAbitなどの製品と同様にサポート外となっている。あくまで自己責任の範疇においてのチャレンジになるということは、忘れてはならないだろう。
「GA-8PE800 Ultra」 |
GigabitイーサネットやSerial ATA RAIDを搭載した最上位モデルだ |
CNRスロットが無くなり新たにVIA製“VT6306”によるIEEE1394コントローラが加えられている |
まず最上位モデルであるGA-8PE800 Ultraだが、ベースとなる製品はすでに発売されている「GA-8PE667 Ultra」と思われる。ただ仕様の面で若干の変更点も見られ、CNRスロットが無くなり新たにVIA製“VT6306”によるIEEE1394コントローラが加えられている。その他のインターフェイスはGA-8PE667 Ultraと変わらずGigabitイーサネットやSerial ATA RAID、サウンド機能などを搭載する。マニュアルによると、FSBは100~355MHzの間で設定可能となるほか、メモリ電圧は2.6~2.7Vの間で0.1Vと0.2V刻みで、AGP電圧は1.6~1.8Vの間で0.1V~0.3V刻みなどの設定が可能としている。価格はスーパーコムで1万8800円、コムサテライト3号店で1万8900円となっている。
GA-8PE800 Proは前述のGA-8PE800 UltraからSerial ATA RAIDを省きイーサネット機能が10/100Baseになったモデル。こちらも旧モデル「GA-8PE667 Pro」に新たにIEEE1394が加えられている。GA-8GE800 Proは“i845GE”搭載のためVGA機能がサポートされる他は、GA-8PE800 Proと変りはない。価格はGA-8PE800 Proがスーパーコムで1万3380円、コムサテライト3号店で1万3450円でGA-8GE800 Proがスーパーコムで1万4280円、コムサテライト3号店で1万4450円となっている。なお代理店のリンクスインターナショナルによると「今週末の15、16日の2日間TWOTOP秋葉原本店に於いてGA-8PE800 Ultraの店頭デモを開催する予定」とのことなので、この際FSB800MHzに挑戦を考えてる人は行ってはいかがだろうか。
- GA-8PE800 Pro(Gigabyte)
- GA-8PE800 Ultra(Gigabyte)
- GA-8GE800 Pro(Gigabyte)
- Gigabyte
- GA-8PE800Ultra店頭デモ開催の告知(リンクスインターナショナル)
- リンクスインターナショナル