(株)アステック・プロダクツは7日、Windows対応のXサーバーソフト『ASTEC-X』の新バージョンを3月に発売すると発表した。1月下旬以降に“テクニカル・プレリリース版”をウェブで公開するとしており、従来製品を最新版にバージョンアップするための“アップデートキット”も無償で公開するとしている。
ASTEC-Xは、ネットワーク経由でホストのUNIXアプリケーションをWindowsパソコンから利用するためのXサーバーソフト。新バージョンは、X Window Systemの3D描画命令“GLX エクステンション”と、次世代インターネットプロトコル“IPv6”に対応するのが特徴。フルカラー画面での256色モードのエミュレーションや、コンソールのエミュレーションにも対応。Windowsの日本語入力システムからUNIXアプリケーションへの日本語入力や、WindowsとUNIX間の日本語文字列のカットアンドペーストも行なえるという。
対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0/Me/98(英語版/日本語版)。価格は7万8000円。サイトライセンスについては問い合わせとなる。