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MTV2200SX

MTV2200SX

2002年12月29日 11時43分更新

文● 今澤 傘之輔

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MTV2200 SXのキャプチャ設定を変えるには?

1. MEDIACRUSEを起動する

MEDIACRUSE画面
画面A MEDIACRUSEでPARAMETERボタンを押し、録画モードの変更画面を呼び出す。

 MTVシリーズに付属の制御ソフト「MEDIACRUSE」を起動すると、このようなパネルが表示される。録画モードを変更するには、右上に表示されている (a) MTVパネルをクリックし、 (b) 「PARAMETER」ボタンを押す。

2. チャンネル切り替えの無効を選択

パラメータータブ
画面B パラメータータブでチャンネル切り替えの無効化を設定。

 パラメータータブでは、 (c) 「キャプチャ中はチャンネル切り替えを無効にする」をチェックしておく。チャンネル切り替えがマウスのホイールに連動しており、録画中にマウスを操作したときに切り替わってしまうのを防ぐためだ。

3. 画質の設定を行う

画質設定
画面C キャプチャ時の画質を選択。

 高画質にキャプチャするには、 (d) ファイルフォーマットはMPEG-2を選択する。ビットレートはあらかじめ5種類が用意されており、 (e) プルダウンメニューを選択することにより最高8Mbpsでのキャプチャが可能だ。 (f) マニュアル設定を選択すると、より高いビットレートに設定することができる。

4. キャプチャビットレートやサイズを選択する

ビットレート&サイズ設定
画面D ビットレートと画像サイズを選択。ここでの設定が作成されるファイルサイズにも影響する。

 ユーザーが選択するところは、 (g) ビットレートと (h) 画像サイズ。ビットレートは最大15Mbpsまで対応可能となっている。なるべく元の画質を落とさず見たいエアチェックが目的なら、画像サイズは (i) 720×480ドット、 (j) アスペクト比は4:3を選択する。

5. オーディオ設定を行う

オーディオ設定
画面E オーディオ設定の画面。

 詳細設定の部分で、オーディオ設定はデフォルトのままで問題はない。この部分は触らないようにしよう。

6. 映像ソースを選択する

映像ソースの選択
画面F 映像ソースの選択画面。

 (k) ビデオ入力から、キャプチャする映像を選択する。チューナ/コンポジット/S-VIDEOの3種類を選択可能。またこの画面で、 (l) ノイズリダクション機能を選択することが可能となっている。 (m) ゴースト低減機能のスイッチを入れると、チェックを入れてから1分くらいで利き始める。

7. トラブルが発生する場合

トラブルシューティング
画面G 万一映像や音声に異常が見られる場合には、このオプションを試してみよう。

 特定の環境でトラブルが発生する場合(メーカーWebサイトにいくつかFAQが用意されている)、ここで修正することができる。もし、キャプチャした画像が何らかの不具合が起きるようだったら、ここのチェックを入れてみよう。これだけできれば、あとは録画ボタンを押すだけだ。

8. キャプチャファイルを保存する

ファイル設定
画面H 保存ファイルの名前を付ける。

 録画ボタンをもう一度押すと、作成したファイルを保存する。デフォルトでは、「Capture」というファイル名で保存されるので、あとで分かるように、具体的なファイル名を付けておこう。

9. オーサリングソフトを使ってDVDビデオ形式にする。

neoDVD
画面I 「neoDVD」でのオーサリング画面。

 作成したファイルをオーサリングソフトで変換すれば、DVDビデオの完成。今回は長瀬産業の「neoDVD」を使ってオーサリングしてみた。ちなみにキャプチャ時に15Mbpsでキャプチャしても、DVD-Videoの規格上、オーサリング時には最大でも8Mbpsになるので注意(編集部注:8Mbps超で保存してもPCで見ることは可能で、DVDメディアにDVD-VideoではなくPCファイルとして保存、再生する場合には9の作業は必要ない)。

MTV2200SXの主なスペック
製品名 MTV2200SX
OS Windows Me/2000/XP
CPU PentiumII/III/ 4またはAthlon
(352×240ドット 2Mbpsでの録画・再生にはPentiumII-300MHz以上、
352×480ドット 3MbpsではPentiumIII-450MHz以上、
720×480ドット 5MbpsではPentium III-600MHz以上、
720×480ドット 8MbpsではPentiumIII-866MHz以上が必要)
メモリ 128MB以上(256MB以上を推奨)
ビデオ入力 7ピン専用端子(S-VIDEOまたはコンポジットへの変換ケーブル付き)
外付けチューナ 地上波(VHF/UHF)、CATV(ステレオ、音声多重対応)
オーディオ出力 ミニピンジャック×1(ステレオ)、内部サウンドカード用コネクタ×1
MPEG-2エンコード 最大720×480ドット/2~15Mbps(CBRまたはVBR)
カード長 165mm(高さ73mm)

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