(株)インターネットイニシアティブは28日、数拠点から数百拠点まで対応できるインターネットVPNサービス“IIJ VPNスタンダード”の提供を11月1日に開始すると発表した。ADSLやFTTHなどのブロードバンドアクセス回線を利用することによりコストを下げたのが特徴。VPN機器をレンタルで提供するほか、初期設定から24時間365日の運用や監視までをIIJグループでサポートする。
“IIJ VPNスタンダード”サービスは、VPN機器/インターフェース/VPNトンネル数により、10MbpsでVPNトンネル数が10の品目から、100MbpsでVPNトンネル数が1000の品目まで5種類用意されており、さらにレンタルするVPN機器のサポート内容により、センドバックで平日9時から17時まで対応の“タイプ1”、オンサイトの“タイプ2”、オンサイトで24時間365日対応の“タイプ3”のメニューを用意する。
料金はVPN機器に『NS5XP10』を利用し、10Mbps、VPNトンネル数が10の場合、初期費用(基本サービス設定)が3万円、月額費用がタイプ1で5900円、タイプ2で6900円、タイプ3で7400円。VPN機器が『NS5XPE』になると、月額費用がタイプ1で1万2800円、タイプ2で1万4000円、タイプ3で1万4800円。VPN機器が『NS25』で、100Mbps、VPNトンネル数が25では、初期費用が6万円、月額費用がタイプ1で4万円、タイプ2で4万7500円、タイプ3で4万9000円となる。