ヤマハ
オープンプライス
(実売価格:CRW-F1 1万5000円前後/CRW-F1UX 2万2000円前後/CRW-F1DX 2万6000円前後/CRW-F1SX 2万6000円前後)
- 03-5769-2444(ヤマハCDRお客様ご相談センター)
- http://www.yamaha.co.jp/product/computer/
- 700MBのデータを3分少々でこなす高速書き込みと、エラーを発生させないようにしつつ8倍速で楽曲を書き込める高品質書き込みを1台でこなす。
- 高音質書き込み機能「Advanced AudioMASTER」や書き込み面に画像を入れる「DiscT@2」機能は、添付されている専用ソフトでしか利用できない。
●【700MBのCD-Rを3分で書き上げる!】 CD-Rで最大44倍速、CD-RWで最大24倍速の書き込みスピードを実現。/●【エラーやノイズに強い音楽CDが作れる!】 高音質でエラーの少ない音楽CDを作成する「Advanced AudioMASTER」は最大8倍速書き込みが可能。 |
ヤマハの「CRW-F1」は、「FULL CAV方式」を採用したCD-R/RWドライブで、CD-Rメディアに最大44倍速で書き込みできる。環境によって異なるが、実測値では、700MB/1ファイルで3分10秒程度、1MB/700ファイルなら3分20秒から3分30秒程度で終了した。
また、最新の規格である「Ultra Speed」をいち早く取り入れ、CD-RWの最大24倍速書き換えを実現している。ただし、メディアの対応スピードに依存するため、「最大24倍速」を体験するには「Ultra Speed」に対応したCD-RWメディアが必要になる。
CRW-F1の見逃せない独自機能の1つが「Advanced AudioMASTER」という、楽曲ファイルを高音質で書き込める機能だ。書き込みスピードを抑えて、エラーやノイズの発生を防ぐ(元になる楽曲ファイルのクォリティに大きく依存するが)。等速/4倍速/8倍速での利用が可能だが、等速と8倍速の間での音の劣化は見られなかった。
●【CD-R記録面に絵を書き込める】 「DiscT@2」機能により、書き込み面の使用しない領域に絵を書き込める。普通のCD-Rメディアでもかけないことはないが、「DiscT@2」に対応した専用のメディアも用意されている。 | ●【「DiscT@2」マーク】 「DiscT@2」に適したCD-Rメディア。 |
また、「DiscT@2」という、未記録の領域に文字通り「タトゥー」を刻む機能がある。この機能はCD-Rへの記録とは別物なので、書き込み終わった(ファイナライズした)メディアやブランクメディアに対しても利用できる。
独自機能は添付ソフト(Windows用には「Nero」、Macintoshには「Toast Lite」が付属)でしか利用できない(ヤマハのWebサイトではDiscT@2の手順が分かりやすく示されている)。「DiscT@2」用には、専用のメディアも用意されている。
なお、CRW-F1は、内蔵型(ATAPI)のほかに外付け型で、USB 2.0/1.1に対応した「UX」、USBとIEEE1394に対応した「DX」、SCSI対応の「SX」の3タイプが用意されている。「DX」と「SX」についてはMacintoshにも対応する予定だ。
CRW-F1の主なスペック | |
製品名 | CRW-F1 |
---|---|
CPU | PentiumII-300MHz以上 |
メモリ | 64MB以上(Windows XP環境では128MB以上) |
記録速度 | ATAPI(CRW-F1)/USB 2.0、1.1(CRW-F1UX)/USB 2.0、1.1、IEEE1394(CRW-F1DX)/SCSI(CRW-F1SX) |
データバッファ | 8MB |
書き込みエラー防止機能 | SafeBurn対応 |
対応フォーマット | CD-R44倍速(フルCAV)/CD-RW24倍速(フル・パーシャルCAV)/CD44倍速(フルCAV) |
インターフェイス | CRW-F1:UltraATA(内蔵用)/CRW-F1UX:USB 2.0、1.1(外付け用)/CRW-F1DX:USB 2.0、1.1、IEEE1394(外付け用)/CRW-F1SX:SCSI(外付け用) |
サイズ | CRW-F1:146(W)×193.1(D)×41.3(H)mm CRW-F1UX/F1DX/F1SX:181(W)×275(D)×57.3(H)mm |
重量 | CRW-F1:0.9kg CRW-F1UX/F1DX/F1SX:1.7kg |
競合製品レビュー
プレクスター「PX-W4012TA/BS」レビュー | ヤマハ「CRW2200E-VK」レビュー |