Webアプリケーションサーバ『Zope』に関する教育やコンサルティング事業を行なうbreakbeansが、本格的な事業開始を発表し、Webサイトを公開した。
Zopeを利用した事業は、海外ではすでに、米Zope Corpolationがコンテンツ管理システムとしてZopeソリューションを開発している事例がある。国内でも、来年出荷される予定の『ClassCat Cute 1.0』といった製品が発表されており、ビジネス用途のWebアプリケーションサーバとして需要が拡大することが予想される。
breakbeansは、日本Zopeユーザ会を設立するなどZopeの普及活動に携わってきた桜井通開氏が設立した。本社は米国におかれており、日本には営業所を設置した形になっている。桜井氏によると、米国に本社を設置したのは、単に起業しやすい制度的背景があったからだけでなく、「最初からワールドワイドな視野、意識をもちたかった」からだという。同社Webサイトによると、おもな事業内容として
- Zopeに関するセミナー、トレーニングなどの教育事業
- Zopeの技術やビジネス活用に関するコンサルティング
といったものが挙げられている。「欧米にはZope関連の企業がたくさんあるので、そういったところとも連携をとりながら、日本でのZope普及に寄与できればと思っています」(桜井氏)とのことだ。
breakbeansの第1弾セミナーとして、(株)カサレアルの主催する『Zopeハンズオンセミナー』が10月12日に行なわれる。また、11月9日には(株)びぎねっと主催の『Zope入門セミナー』が行なわれる。両セミナーの概要は以下のとおり。
- 『Zopeハンズオンセミナー』
- 日程……10月12日 12時半~18時
- 会場……ネットガレージ渋谷校
- 定員……15名
- 受講料……2万円
- 申し込みWebサイト……http://www.casareal.co.jp/j_school/zope_01.html
- 『Zope入門セミナー』
- 日程……11月9日 10時半~16時50分
- 会場……津田ホール T101/102会議室
- 定員……70名
- 参加費用……5000円
- 申し込みWebサイト……http://begi.net/linux/seminar/200211/zope/