Intel「i845PE」「i845GE」チップセット搭載マザーボードが先週5日より各社から一斉に発売されているが、Intelから「i845PE」搭載のシンプルなマザーボードが販売開始となっている。
発売されたのは「D845PESV」とLAN機能搭載モデルの「D845PESVL」の2製品。共通する主なスペックは、PCIストットは6本、DDR DIMMスロットは2本と、AGPは4xに対応、サウンド機能はAC'97コーデックを採用している。Intel純正マザーボードの基本モデルらしくシンプルな構成なのが特徴。「D845PESVL」はこれに10BASE-T/100BASE-TX Ethernetコントローラを搭載したものだ。価格は「D845PESV」がコムサテライト1号店で1万3480円、コムサテライト2号店で1万3500円、コムサテライト3号店で1万4480円。「D845PESVL」はコムサテライト1号店で1万4980円、コムサテライト2号店で1万5200円、コムサテライト3号店で1万5800円となっている。
また、Intelからは同時に「i845GE」搭載マザーボードも「D845GEBV2L」に続いて新たに登場している。発売されたのは「D845GERG2LK」で、「i845GE」搭載では初めてのMicroATX製品。ギガビットイーサネットコントローラ“RC82540EM”を搭載しているのが大きな特徴だ。PCIスロット3本、DDR DIMMソケットを2本搭載。サウンド機能にはAC97コーデックを採用している。価格はコムサテライト2号店で1万7980円となっている。
一方、先週末の新製品ラッシュのさ中、大手ベンダの中では唯一顔を見せなかったのがAOpen製品。一歩遅れて本日i845PEマザーボード「AX4PE Max」が登場した。
主なスペックは、PCIストットは6本、DDR DIMMスロットは3本搭載され、AGPは4xに対応。SerialATA×2とATA133×1をサポートするPromise製“PDC20375”をオンボード搭載しているほかIEEE1394コントローラにはTI製の“TSB43AB22”を採用している。サウンド機能ではデジタル出力&アナログ5.1ch出力対応Realtek製AC97コーデック“ALC650”を搭載している。ここまでくると先に発売しているASUSTeK「P4PE」のようにギガビットイーサも搭載して欲しいところだが、イーサネットコントローラは10BASE-T/100BASE-TX対応のRealtek製“RTL8100BL”となっている。
また、付属の日本語マニュアルによると「CPUコアは1.10V~1.925Vまで設定でき、FSBは100MHz~248MHzまで設定できる」など、9月に一部ショップがフライング販売を敢行し話題となったAlbatron製「PX845PEV」と同程度のオーバークロック機能がある点はうれしいところ。価格はOVERTOPで1万6750円、コムサテライト2号店で1万6800円、クレバリー1号店とWonderCityで1万6980円、コムサテライト3号店で1万7280円となっている。
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