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ソニー、Palm OS 5搭載の“CLIE”『PEG-NX60』と『PEG-NX70V』を発売

2002年10月02日 19時19分更新

文● 編集部 桑本美鈴

ソニー(株)は2日、Palm OS 5を搭載した携帯情報端末“CLIE(クリエ)”『PEG-NX60』および『PEG-NX70V』を19日に発売すると発表した。両製品とも、既存製品『PEG-NR』シリーズと同じく、折り畳み式で開くと180度回転式の液晶ディスプレーとキーボードが現われる“ウイングデザイン”を採用。また、PEG-NX70Vは31万画素260度回転式カメラを内蔵している。

CLIE1
CLIE『PEG-NX70V』。写真左はオープンスタイル、写真右はディスプレー部を180度回転させそのままたたんだターンスタイルで、ワイヤレスLANカード『PEGA-WL100』を装着した状態
NX70V1
『PEG-NX70V』。なおPEG-NX60はカメラを内蔵していないモデルで、本体デザインはPEG-NX70Vと同じ
NX70V2
PEG-NX70Vの本体カラーは、写真左のサテンシルバーと、写真右のグラファイトグレーの2種類が用意される。なおグラファイトグレーは数量限定発売(数は非公開)となる。PEG-NX60はサテンシルバー1種類のみ

今回OSとして採用されたPalm OS 5は、Palm OS 4と互換性を持ち、ワイヤレス通信を標準でサポートするのが特徴。両製品は、このワイヤレス通信機能を生かすため、本体に通信用カードスロット(コンパクトフラッシュ TypeII×1)を備えている。これにより、PHS通信カードやワイヤレスLANカードを装着することで、手軽にネットワークへ接続できる。また、メモリースティックスロットも装備する。

また、CPUにPXA250-200MHzを採用することで従来機よりパフォーマンスが向上。カメラ内蔵のPEG-NX70Vは、新開発のMovie Player形式(MPEG-4準拠)で音声付き動画を撮影できるソフト『Movie Recorder』を搭載しているが、この動画処理においてCPUが特に効力を発揮するという。メモリーは16MB(DRAM)/16MB(ROM)で、3.8インチ縦型ワイドサイズのバックライト搭載高解像度TFTカラー液晶ディスプレー(320×480ドット/6万5536色)を装備する。

インターフェースは、通信用カードスロット、USB/赤外線ポート、リモコンLED、メモリースティックスロット、AVリモコン用ポート、ヘッドホン/ステレオミニジャック。ジョグダイヤルを装備し、本体にマイクも内蔵する。本体サイズは幅72.3×奥行き23.5×高さ136mm、重量は220g。電源はリチウムポリマー充電池で、使用可能時間は約10日間。

また、PEG-NX70Vの内蔵カメラは、同社製の31万画素1/5.5インチプログレッシブスキャン方式CMOSイメージセンサーで、レンズはF値2.8、焦点距離2.62mm(35mmフィルム換算で50mm)、撮影距離0.3m~∞。260度まで回転する記録フォーマットはJPEG形式/Movie Player形式となっている。

NX70V3PEG-NX70Vのグラファイトグレーモデル(桑本はこっちのほうが好き)

ソフトは、ジョグダイヤルとの親和性を高めたCLIEオリジナルのランチャー『CLIE Launcher』のほか、ウェブブラウザー『NetFront v3.0 for CLIE』、撮影した動画や静止画などを一括管理できる『CLIE Viewer』、ATRAC3形式/MP3形式の音声データを再生できる『Audio Player ver.3.0』、その場でボイス録音を行なえる『Voice Recorder』、手書きメモを作成できる『CLIE Memo』、画像にお絵描きすることが可能な『Photo Editer』、画像をアルバム化できる『CLIE Album』などが付属する。

両製品とも価格はオープンプライス。編集部による予想小売価格は、PEG-NX60が5万円前後、PEG-NX70Vが6万円前後。

また同社は、CLIE専用の周辺機器も本体と同時発売する。ワイヤレスLANカード『PEGA-WL100』は、本体の通信用カードスロットに装着することで、ワイヤレス通信(IEEE 802.11b準拠/2.4GHz帯)を行なえるカード。予想小売価格は1万5000円前後。スピーカークレードル『PEGA-SPC100K』は、CLIEで再生する音楽をステレオ音声で楽しめるスピーカー内蔵のクレードルで、予想小売価格は1万円前後。USBクレードル『PEGA-UC75K』は予想小売価格7000円前後、キャリングケース『PEGA-CA80』は予想小売価格3000円前後。

WL100
ワイヤレスLANカード『PEGA-WL100』
SPCスピーカークレードル『PEGA-SPC100K』

なお、ソニーマーケティング(株)は、モバイルブロードバンドサービス“Yahoo! BBモバイル”を提供するビー・ビー・テクノロジー(株)とタイアップし、現在Yahoo! BBモバイルの無料試験サービスを実施している日本マクドナルド(株)のマクドナルド3店舗、およびヤフー(株)のYahoo! Cafe4店舗で、PEG-NXシリーズの体験イベントを実施する。

同体験イベントは、各店舗内に設置された無線LANエリアにおいてPEG-NXシリーズをユーザーに貸し出し、PEG-NXシリーズおよびモバイルブロードバンドネットワークを体験してもらおうというもの。実施店舗はマクドナルドの秋葉原ヤマギワ店/サンシャインシティ三越店/渋谷東映プラザ店、Yahoo! Cafeの表参道店/羽田空港店/秋葉原店/品川プリンスホテル店。実施期間は5日から31日までだが、店舗によって日時が異なる。

さらに、ソニーマーケティングが運営するECサイト“ソニースタイル”では、PEG-NXシリーズに対応したサービスポータルサイト“CLIE Style(クリエスタイル)”を19日にオープンする。同サイトは、PEG-NXシリーズの画面(320×480ドット)に対応したレイアウトデザインで、本体に直接電子書籍等のソフトをダウンロードできるサービスや、交通機関検索やグルメサーチといった各種オンラインサービスなどを提供する。

demo1
ワイヤレスLANカードを利用したネットワーク接続のデモ。大画面に映し出されているのはCLIE起動時に表示されるオリジナルランチャー『CLIE Launcher』
demo2
ネットワーク接続中
demo3
CLIEサービスポータルサイト“CLIE Style”にアクセス
demo4
CLIE Styleで電子書籍を購入すると、CLIE本体に書籍データが直接ダウンロードされる

本日都内で行なわれた発表会で製品説明を行なった同社モーバイルネットワークカンパニーハンドヘルドコンピュータカンパニープレジデントの吉田雅信氏は、インテル製CPUを採用した理由について、「現時点でプロセッサーとしても完成度、出来上がりの良さが他のプロセッサーに比べ抜きん出ていると判断した」と説明。また、今回発表された2製品は、CLIEラインナップの中では高価格モデルとなるが、今後早い段階で中レベルの価格帯のモデルにもこのCPUを搭載していきたいとしている。なお、低価格モデルについてはしばらくはPalm OS 4.xベースでの展開を続けるという。

出席者
右から、ソニー執行役員常務MNCプレジデントの木村敬治氏、MNCハンドヘルドコンピュータカンパニープレジデントの吉田雅信氏、ソニーマーケティング代表取締役社長の小寺圭氏

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