(株)エーピーシー・ジャパンは、マルチプラットフォーム対応の電源管理ソフトウェア『PowerChute Business Edition』を9月4日に発売することを発表した。
『PowerChute Business Edition』 |
『PowerChute Business Edition』は、同社がこれまで販売していた電源管理ソフトウェア『PowerChute Plus』が持つ、サーバの自動シャットダウンやリブート、電源のスケジュール管理といった機能に加えて、ビル内の電源品質分析やトラブルシューティングなどの機能を備えている。また、複数のOSが混在した環境での一元監視が可能になっている。
システムは、各サーバにインストールされるエージェントプログラム、最大25台のエージェントの情報を集約する集約サーバ、エージェントの管理を行なうコンソールに分かれている。コンソールを通じて利用できるおもな機能は以下のとおり。
- ネットワーク上の複数のUPSに対する一括設定
- 電源環境の常時モニタとレポート
- 各UPSに関するステータス表示、推奨する対処方法の表示
また、Webブラウザを通じて各エージェントにアクセスすることも可能になっている。
エージェント、集約サーバ、コンソールの動作環境は、それぞれ以下のとおり。
- エージェント
- 対応OS……Windows NT 4.0/Windows 2000 Professional/2000 Server/2000 Advanced Server/XP Professional、Red Hat Linux 7.1/7.2
- CPU……Pentium II-233MHz以上
- メモリ……64MB以上
- 集約サーバ
- 対応OS……Windows NT 4.0/Windows 2000 Professional/2000 Server/2000 Advanced Server/XP Professional
- CPU……Pentium II-300MHz以上
- メモリ……96MB以上
- コンソール
- 対応OS……Windows NT 4.0/Windows 2000 Professional/2000 Server/2000 Advanced Server/XP Professional
- 解像度……800×600、16ビットカラー以上
- メモリ……96MB以上
対応UPSは『Smart-UPS』シリーズと『Matrix-UPS』シリーズになる。価格は1万5700円。なお、既存の『PowerChute Plus』ユーザーをターゲットにした発売記念キャンペーン『導入サポートサービス』として、
- 『PowerChute Plus』からの無償ライセンス移行
- 特別価格のオンサイトインストレーションサービス(1サイトあたり半日で12万円、1日で16万円)
といったサービスが提供される。キャンペーン期間は12月27日まで。