(有)電机本舗とアート・ビビアン(株)は、LinuxプリインストールPC『Linux Box』を8月25日に発売する。
『Linux Box』製品イメージ(モニタは別売り)。 |
『Linux Box』は、『Turbolinux』のftp版をベースに、サーバ関連のパッケージや商用フォントなどを省く一方、Mozilla 1.0、OpenOffice.org 1.0などを追加したシステムをプリインストールしたマシン。出荷時に一般ユーザーの登録などの初期設定が完了しており、購入後すぐに利用することができる。また、システムクラッシュ時に出荷時の状態を復元するリカバリ機能を備えているという。
『Linux Box』のおもな仕様は以下のとおり。
- CPU……Celeron-1GHz
- HDD……40GB
- メモリ……256MB
- 対応ディスプレィ……VGA以上
価格は4万9800円。8月下旬より全国の特約店で販売される予定だ。また、ショップブランドのPCなどをターゲットにした、Linuxをインストールした40GBハードディスク単体の『Linux Box Core』(1万4680円)も、同時に発売される予定。
『LinuxBox』は、おもにWebブラウズを中心としたPC利用が見込まれる業務用端末や一般家庭向けに販売するとしている。今後はさらにLinuxプレインストールマシンの販売に力を入れるとのことだ。