NTT西日本とおもちゃメーカーのタカラが7月上旬に発表した遠隔操作が可能なロボット「FII-RII」が、ぷらっとホームで販売開始となった。もともとこの製品は、フレッツADSLのキャンペーン懸賞品と同じもので、購入に関する問い合わせが殺到したことから販売されることが決定したもの。本体側面下部にUSBインターフェースを搭載しており、PCと接続することにより、外出先からインターネット経由で家電のリモコン制御(ON/OFFなど)を行ったり、留守宅の状況を静止画などで確認したりといったことが可能なロボットだ。
さて、店頭に並んでいるロボットの外観は全長160×95×93mmで、広がっている手の部分が赤外線の照射ユニット、胴体部分が受信ユニットとなっている。右目には10万画素のCMOSセンサが埋め込まれており、解像度は320×240ドット(large)、96×80ドット(small)、ピントは固定焦点で60cm以上となっている。電池は単4電池(別売)が必要で、本体の底面に装着する。
右目が10万画素のCMOSセンサ | サイドにはUSBインターフェイスを装備 | 単4電池4本が必要 |
ただし、NTTフレッツ回線での使用に動作が限定されている点やブロードバンドルータには対応していないなどの制限がある点(ただし、AR320やAR220については対応している)には注意が必要。
また、動作には専用ソフトウェアを付属のCDからインストールする必要がある、対応OSはWindows98、98SE、ME、2000、XP。価格は2万3800円。
【取材協力】