このページの本文へ

レッド・シェリフとビデオリサーチネットコム、オンライン広告測定サービスを共同開発

2002年07月29日 00時00分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

レッド・シェリフ(株)は29日、米レッド・シェリフ社(Red Sheriff)が(株)ビデオリサーチネットコムと、ウェブサイト上に掲載されるオンライン広告の測定サービス“アド・メジャーメント”の共同開発で合意したと発表した。

“アド・メジャーメント”は、ストリーミング広告やフラッシュ広告、フローティング広告、静止画広告の測定を高精度で行なう次世代型のオンライン広告測定サービスで、広告へのアクセス動向を、広告表示回数(アドインプレッション数)、ユニークユーザー数、クリックスルー数、滞在時間などの指標でリアルタイムで評価するのが特徴。全視聴者のパソコンの画面に表示されたアクセスを基に測定する“全数調査”の手法を用いることで実態を反映した精度の高いデータを提供できるとしている。また、データは、第三者機関である両社の調査による客観データとして、広告会社やウェブサイトを持つ企業などが利用できるという。アド・メジャーメントは秋から年末にかけて日本でテストを開始し、実用化後は、レッド・シェリフが事業展開している37ヵ国を中心に世界で販売する計画としている。

併せて、両社は、ストリーミングコンテンツの測定サービス“ストリーミング・メジャーメント”の共同開発でも合意したと発表した。対象となるのは、ストリーミングサーバーからの配信数による測定ではなく、視聴者のパソコン上に実際に表示されたアクセスをもとに、視聴回数、ユニークユーザー数、視聴時間ページ/セッション滞在時間)などの指標で測定するサービス。米リアルネットワークス社のRealPlayer、米マイクロソフト社のWindows Media Player、米アップルコンピュータ社のQuickTime Playerなどにも対応するという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン