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Glacial Techとクーラーマスターからユニークな固定方法や静音を強調するCPUクーラーが登場!

2002年06月28日 22時01分更新

文● 小板

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「Diamond 4000」 “Flip Clip”と呼ぶ固定クリップを採用
「Diamond 4000」“Flip Clip”と呼ぶ固定クリップを採用
サイドから上へ持ち上げることで固定される 無難な形状のヒートシンク
サイドから上へ持ち上げることで固定される無難な形状のヒートシンク

 Glacial Tech(代理店:ワールドインポートジャパン)とクーラーマスターから新しいCPUクーラーが登場した。
 Global Techから登場したのはSocket478用とSocketA用。同社のSocket478用CPUクーラーとしては、現在「Igloo 3300」「Igloo 4200」「Igloo 4300」「Diamond 4000」の4製品のラインナップがあるが、今回店頭に並んだのは「Diamond 4000」だ。特徴は他製品と同様(Igloo 3300は除く)、同社が“Flip Clip”と呼ぶ固定クリップを採用していること。多くのクーラーが前後に倒すレバー形式のクリップで固定するタイプなのに対して、同製品のクリップはサイドについているクリップを上に持ち上げることによって固定する仕様となっている。ショップでも「意外と装着が簡単だった」と話している。サイズは、83×69×53mmで、高さ20mmの60mm角ファンが搭載されている。
 また、ホームページによるとヒートシンクの温度によってファン回転数は2800~4800rpm(23~32dB)で可変となっているが、通常の3ピンコネクタがあるだけで、よく見かけるヒートシンクの穴へ伸びている別センサなどは見当たらない。おそらくファンのどこかにサーミスタが搭載されているものと考えられる。



「WCPU-26」。ファン搭載の位置が変わっている フィンは1枚1枚交互に高さが違う
「WCPU-26」。ファン搭載の位置が変わっているフィンは1枚1枚交互に高さが違う

 一方、SocketA用のクーラー「WCPU-26」は、一見なんの変哲もないCPUクーラーみ思えるが、よく見るとファンの位置とヒートシンク上部を覆っている金色のヒートシンクカバーがユニークだ。ヒートシンクカバーは空気の流れに無駄をださないようにとの配慮らしいが、ファンはヒートシンク中央に搭載されているのではなく、片方に寄っている。これについての詳細は不明だが、エアフローに関係があるのかもしれない。ちなみに、サイズは70×60×57mmで、ファンは60mm角。回転数は4000rpmで29dBとなっている。



クーラーマスター製「SILENT FORGE」(型番:CI4-7G52A-J1) 銅とアルミのハイブリッドになっている

 また、クーラーマスターから登場したのは「SILENT FORGE」(型番:CI4-7G52A-J1)。その名の通り、ヒートシンクに搭載されている70mm角ファンの回転数は2600rpm、28dB。静音ファンをうたっている。ヒートシンクは銅とアルミのハイブリッドになっているが、もともとこれは「CI4-7G52A」に使われていたものと同じもの(ショップ)。「SILENT FORGE」(型番:CI4-7G52A-J1)は「CI4-7G52A」のファン交換バージョンと考えてよさそうだ。
 販売を開始したのは高速電脳で、Glacial TechのDiamond 4000が3980円、「WCPU-26」が2980円、「SILENT FORGE」が4500円。



【取材協力】

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