AOpenから、先日登場したGeForce4 Ti4200カード「Aeolus TI4200」に続く“Aeolus”シリーズ第2弾、GeForce4 Ti4600カード「Aeolus TI4600」が登場した。
カードの半分を占める巨大なクーラー |
VRAMは128MBでビデオ入力にも対応。カードで目を引くのはなんと言ってもそのクーラー。LeadtekのGeForce4 Ti4600カード「WinFast A250 Ultra TD」によく似た、カードの7割とまではいかないが軽く半分は覆っていようというツインファンの巨大なもの。ファンに防じん処理はなく、カードの裏面までは覆われていないなど若干ダウングレードされている。
ファンに防じん処理がなくヒートシンクが表面だけなのは後発の悲しさ(?) |
Samsung製メモリチップ。2.8ns品だ |
またパッケージはAeolus TI4200と共通した雰囲気の青を基調とした涼しげなデザイン。GeForce4 Ti4600のロゴがズレて重なっているようにプリントされていることや、相変わらずどこか乱れている日本語表記など、漂う怪しさも健在だ。
問題のメモリクロックも、GeForce4 Ti4600の仕様が325MHz(DDR 650MHz)なのに対しチップは2.8ns品(最高357MHz動作)というのは標準的だが、パッケージの英語表記が325MHz(DDR 650MHz)、日本語表記が300MHz(DDR 600MHz)と、もうどれを信じて良いのやら、という気がしてくる。
相変わらず怪しさを漂わすパッケージ |
3DオンラインRPG「ファンタシースターオンライン」バンドル版が付属していたAeolus TI4200とは異なり、ソフトDVDプレーヤ「WinDVD 2002」とビデオ編集ソフト「WinProducer」のみというシンプルなセット内容で、価格はコムサテライト1号店と2号店、T-ZONE.AKIBA PLACEで4万2800円、コムサテライト3号店で4万3500円、TSUKUMO eX.で4万9399円。
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