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日本オラクル、Linux版『Oracle9i Real Application Clusters』を提供開始

2002年05月24日 18時48分更新

文● 編集部

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日本オラクル(株)は、『Oracle9i Real Application Clusters』のLinux版を5月24日から提供すると発表した。

『Oracle9i Real Application Clusters』は、『Oracle9i Enterprise Edition』のオプションとして提供されるクラスタシステム。各ノード間でメモリ上のデータキャッシュを同期することが可能。これまでの共有ディスククラスタシステムにおいて一般的な、ディスクI/Oを利用したデータ同期が必要なく、リニアなスケーラビリティを実現している。

Linux版『Oracle9i Real Application Clusters』は、最大4ノードまでの構成をサポートしている。1ノードあたりの最大CPU数は4基まで。

対応しているディストリビューションは以下のとおり。

  • MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0
  • Red Hat Linux 7.1J

またこのLinux版では、Linuxディストリビューション以外に、『Caldera Open UNIX 8 with LKP』もサポートしている。

価格は、プロセッサライセンスの場合、1CPUあたり250万円。指名ユーザーライセンスの場合、1指名ユーザーあたり5万円(最低10指名ユーザーから)。

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