コンパクトフラッシュ(CF)をブート可能なATAPIデバイス化できるアイアールキューブ製のアダプタ「ICF-01/02」。このうち3.5インチドライブサイズのICF-01、そしてその後継製品で、MicroDriveに対応した「ICF-01S」の両製品を3.5インチドライブへすっきり収納させられるマウンタが登場した。1日から店頭販売が始まっている。
ICF-01Sを取り付けたところ |
ICF-01/01Sにははじめから3.5インチドライブへ取り付けるための簡易マウンタが装着されてはいるものの、それはあくまで簡易型であり、そのまま利用するとPCケースの3.5インチドライブ部にぽっかりと空洞が空いてしまうものだった。だが、今回登場した白と黒2色のマウンタ「IMT-01W」「IMT-01B」はICF-01/01S用の“ガワ”とでも言うべき製品で、ICF-01/01Sの搭載時にもそれなりの見栄えを提供してくれる。特別フタがあるわけではなく、LED部分もただ穴が空いているだけであるなど、作りは決して高級というわけではないが、それでも自作する手間を考えれば十分にアリだろう。CFをATAPI接続のFD代わりの大容量ブートメディアとして利用したい場合には重宝しそうだ。ただし、ブートができるといっても、FDのようにPC起動中の抜き差しができるわけではないので、その点は要注意。
インターフェイスとLEDの部分は切り取られているだけのシンプルさ。ごらんのように、使用上問題がないレベルとはいえズレているのはやや残念 |
価格は2色ともコムサテライト3号店で1480円、コムサテライト2号店で1700円、若松通商LAN/PLAZAで1800円。ICF-01Sとのセット「ICF-01SMW」「ICF-01SMB」もラインナップにはあり、こちらはコムサテライト2号店で6980円となっている。
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