このページの本文へ

インテル、超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHzなど5製品を発表

2002年04月18日 16時20分更新

文● 編集部 佐々木千之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

インテル(株)は18日、0.13μmプロセス技術で製造するノートパソコン向けプロセッサーとして、『低電圧版 モバイル インテルPentium IIIプロセッサ 933MHz-M』『超低電圧版 モバイル インテルPentium IIIプロセッサ 800MHz-M(FSB100MHz)』『超低電圧版 モバイル インテルPentium IIIプロセッサ 800MHz-M(FSB133MHz)』『モバイル インテルCeleronプロセッサ-1GHz』『低電圧版 モバイル インテルCeleronプロセッサ-733MHz』の5製品の量産出荷を開始したと発表した。

低電圧版/超低電圧版モバイルPentium III-M

『低電圧版 モバイル インテルPentium IIIプロセッサ 933MHz-M』(以下低電圧版モバイルPentium III-M-933MHz)『超低電圧版 モバイル インテルPentium IIIプロセッサ 800MHz-M』(以下超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHz)は、512KBの2次キャッシュをダイ上に搭載し、動作時のクロック周波数を“最高性能モード”と“バッテリー駆動モード”間で自動的に切り替える“拡張版インテルSpeedStepテクノロジ”やアイドリング時の消費電力を抑える“Deeper Sleepテクノロジ”を備えている。

『低電圧版/超低電圧版モバイルPentium III-M』
『低電圧版/超低電圧版モバイルPentium III-M』

低電圧版モバイルPentium III-M-933MHzの、最高性能モードとバッテリー駆動モードでのクロック周波数はそれぞれ933MHz、533MHz、コア電圧は1.15V、1.05Vとなっており、平均消費電力は1W未満。FSB(Front Side Bus)は133MHz。1000個ロット時の価格は4万2070円。

超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHzの、最高性能モードとバッテリー駆動モードでのクロック周波数はそれぞれ800MHz、400MHz、コア電圧は1.1V、0.95Vとなっており、平均消費電力は0.5W未満。超低電圧版モバイルPentium III-M-800MHzにはFSB(Front Side Bus)は133MHzのものと100MHzの2種類がある。1000個ロット時の価格はいずれも2万7830円。

モバイルCeleron、低電圧版モバイルCeleron

『モバイル インテルCeleronプロセッサ-1GHz』(以下モバイルCeleron-1GHz)は256KBの2次キャッシュメモリーをダイ上に搭載しており、コア電圧は1.4V。1月23日に発表したモバイルCeleron-1.20/1.13/1.06GHzの下位製品となる。1000個ロット時の価格は1万4250円。

『低電圧版 モバイル インテルCeleronプロセッサ-733MHz』(以下低電圧版モバイルCeleron-733MHz)は256KBの2次キャッシュメモリーをダイ上に搭載しており、コア電圧は1.15V。1000個ロット時の価格は1万7840円。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン