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アスキー、ICレコーダーに対応した日本語音声認識ソフト『ドラゴンスピーチ・セレクト Ver.6』を発売

2002年03月14日 14時59分更新

文● 編集部

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(株)アスキーは14日、米スキャンソフト(ScanSoft)社が開発した日本語音声認識ソフト『ドラゴンスピーチ・セレクト Ver.6』と『同パートナー Ver.6』の販売を、22日に開始すると発表した。価格は、同セレクトが1万8000円、同パートナーが7800円。また、同セレクトには、アカデミック版を用意し、価格が1万2000円。

『ドラゴンスピーチ・セレクト Ver.6』(パッケージ)
『ドラゴンスピーチ・セレクト Ver.6』
『ドラゴンスピーチ・パートナー Ver.6』
『ドラゴンスピーチ・パートナー Ver.6』

同製品は、ユーザーが付属のヘッドセットマイクを通じて入力した音声を、テキストに変換する日本語音声認識ソフト。1分間の音声調整と4分間のトレーニングを実行することで、音声認識エンジンの精度を向上できるという。また、テキストの修正したい単語を読み上げるだけで、修正の候補となる単語をダイアログボックスで一覧表示し、正しい単語を選択できるという。さらに、最新版では、文脈を解析することで同音異義語の識別率を向上させたほか、句読点を自動で挿入するオプション機能を搭載した。

“Dragonバー”
音声認識のモードを設定する“Dragonバー”を画面上に常時表示する

同セレクトでは、追加機能として、音声合成エンジンによるテキストの読み上げ機能などを搭載。また、ワープロソフト『Word』や電子メールソフト『Outlook Express』の独自コマンドの音声認識に対応した。さらに、松下電器産業製のICレコーダー『RR-US620』と『RR-US520』で収録した音声データを、マウスクリック1回のみでテキストに変換できるとしている。対応OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP。動作環境は、Pentium II-400MHz以上のCPU、128MB以上のメモリー、空き容量300MB以上のHDD、SoundBlaster 16互換のサウンドカードを搭載したパソコン。

修正機能も強化
修正機能も強化されている

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