(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは9日、システム変更が柔軟に行なえる家庭内LANを構築するための住宅情報配線システム“ホームLAN”の新製品として、Bフレッツなどのブロードバンドに標準で対応した『ホームLAN「ブロードバンドタイプ」』の販売を10日に開始すると発表した。価格は、ホームLAN「ブロードバンドタイプ」(ブースタなし)が11万8000円、同(ブースタ付き)が17万4000円。
ホームLAN「ブロードバンドタイプ」の情報配線BOX |
ホームLANは、同社が提唱する新築住宅向けの家庭内情報配線システムで、スター型配管方式を基本として、電話、ISDN、LANを統合的に配線するもの。ホームLAN「ブロードバンドタイプ」は、FTTH、ADSL、CATV、ISDN、加入電話に対応したのが特徴。ネットワーク機器を集中管理する情報配線パネル『情報配線BOX』には、内部に、Bフレッツ、ADSL、CATV対応のブロードバンドルーター『BA5000 SOHO』とRJ45/RJ11コネクターのパッチパネル、8分配付きブースター(“ブースタ付き”タイプのみ)を内蔵する。筐体はスチール製で、サイズは従来製品の約1.5倍の幅375×奥行き110×高850mm。壁面に設置する。ブースターはVHF/UHF、BSデジタル、CSデジタル、新CSデジタル(110度CS)に対応する。
ホームLANの接続イメージ図 |
同社では、導入例として、東武鉄道(株)が新設の“つきのわ駅”周辺で展開する1000戸規模の分譲住宅“フランサ”の第1期と第2期の全45戸に標準装備することを挙げている。