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富士フイルム、スーパーCCDハニカム搭載の工事現場用デジタルカメラ『DS-270HD』を発売

2001年12月18日 16時29分更新

文● 編集部

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富士写真フイルム(株)は18日、工事現場用のデジタルカメラ“BIGJOB”の新製品として独自構造のCCD“スーパーCCDハニカム”を搭載した『DS-270HD』を2002年2月28日に発売すると発表した。価格は10万6000円。

『DS-270HD』
『DS-270HD』

搭載するCCDは1/1.7インチの220万画素で、“ハニカム信号処理システム”により最大432万画素(2400×1800ドット)の記録が行なえるのが特徴。本体は防水・防塵構造を採用しており、JIS保護等級7級に対応する。国土交通省デジタル写真管理情報基準(案)を満たす画像の撮影が行なえる。

レンズは“スーパーEBCフジノン単焦点レンズ”で焦点距離は6.2 mm(35mmカメラ換算で28mm相当)で、F値は2.8/F9.8(自動切り替え)。レンズ保護ガラスが付けられている。最短撮影距離は約50cmで、約10~50cmのマクロ撮影も可能。640×480ドットの記録モードで3.75倍、1600×1200ドットで1.50倍などの“ハニカムズーム”機能を搭載する。感度はISO200相当。露出制御はTTL64分割測光、プログラムAE。記録メディアはスマートメディア(3.3V対応2~128MB)。記録方式は静止画がJPEG(DCF準拠、DPOF対応)、動画がMotion JPEG(AVI)。最大約80秒(320×240ドット、毎秒10フレーム)の動画を記録できる。実像式光学ファインダーとモニター用に約11万画素の1.8インチD-TFD液晶ディスプレーを搭載する。

USB端子とビデオ出力端子(NTSC)を装備する。電源は単3形ニッケル水素電池×2本(4本付属)。本体サイズは幅107×奥行き51.2×高さ86.5mm、重量は約340g。ビューワーソフトや画像ネットサービスなどによる独自のイメージングシステム“FinePix「Picture The Future(ピクチャー ザ フューチャー)」”に対応しており、16MBのスマートメディア、単3形ニッケル水素電池などが付属するオールインワンパックで販売する。

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