(株)アクアシステムは21日、プラスチックモデルの戦闘機を操縦して空中戦を行なうゲーム『エアフィックス・ドッグファイター』を発表した。価格は5800円で、12月14日に発売する予定。
エアフィックス・ドッグファイターは、『Supermarine Spitfire(スーパーマリン スピットファイア)』や『三菱 零式艦上戦闘機』といった第2次世界大戦当時の戦闘機を操縦し、空中戦を勝ち抜いて、与えられたミッションをクリアするゲーム。ただし、操縦するのはプラスチックモデルの戦闘機で、空中戦も1軒屋の室内で行なうという。
プレイヤーは枢軸軍側(日独伊側)か連合軍(英米側)を選択し、全部で10あるミッションをクリアする。クリア条件はミッションごとに設定されており、敵の全滅や特定のアイテムの発見などがある。各ミッションにはそれぞれ2つのクリア条件があり、両方をクリアして基地に着陸すると、ミッション完了となる。
部屋の床には飛行場と戦車が見える |
敵は戦闘機のほかに、戦車や潜水艦などが登場し、攻撃されるとダメージを受けるが、部屋の壁などにぶつかってもダメージは受けないという。また、室内の皿や花瓶の中には燃料や弾薬、接着剤、塗料などが入っており、ダメージを修復できる。画面下部には、ダメージを表示するインジケーターや残段表示、アイテムと敵の存在を表示するレーダー、速度計といった計器が並ぶ。メッセージエリアには次に行なうべき行動のヒントを表示する。
また、LANおよびインターネット経由で、最大8人までのマルチプレーが可能。マルチプレー用に機体にペイントする機能もあり、ステッカーを貼ったり機体色を変更したりできる。ただし、マルチプレーはユーザーサポートの対象外。
エアフィックス・ドッグファイターは英Digital Entertainment社が開発し、日本国内での販売はアクアシステムが行なう。必要なスペックは、CPUがCeleron-300MHz以上(Pentium III-500MHz以上を推奨)、メモリーは64MB以上(128MB以上推奨)、Direct3DおよびDirectX 7に対応した3Dグラフィックスアクセラレーター、HDDの空き容量は300MB以上。また、『Microsoft Sidewinder Force Feedback Pro』や同社の『コンパクトフライトコントローラ』といったジョイスティックが使用でき、フォースフィードバック機能にも対応している。
対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000で、DirectX 7以降をインストールしたもの。Windows XPについては、現在検証中だという。
なお、操縦できる機体は、以下の通り。
- 連合軍側
- 『スーパーマリン スピットファイア』
- 『ホーカー ハリケーン』
- 『ホーカータイフーン』
- 『ノースアメリカン P-51 ムスタング』
- 『ノースアメリカン P-61 ブラックウィドウ』
- 『グラマン F6F ヘルキャット』
- 『ダグラス SBD ドーントレス』
- 枢軸軍側
- 『メッサーシュミット Bf109』
- 『メッサ―シュミット Me163 コメート』
- 『メッサ―シュミット Me262』
- 『フォッケウルフ Fw190』
- 『ユンカース Ju87 スツーカ』
- 『フィアット G50』
- 『三菱 零式艦上戦闘機』
屋根裏部屋での空中戦 |