「Millennium G550」の登場で製品出荷の終了もそう遠くないと目される従来製品「Millennium G450」に、シリーズ最終モデルと目される「Millennium G450EX」が登場した。同製品は、デュアルヘッド(デュアルディスプレイ)をサポートする点などカードの基本仕様はこれまで流通しているリテールボックス版Millennium G450と同じながら、標準添付されてきたテレビ出力ケーブルやソフトDVDプレーヤを別売りにすることで販売価格を下げた製品である。
価格はBLESS 秋葉原本店で9800円。現在、リテールボックス版のMillennium G450(デュアルヘッド対応)の市場価格が1万6000円前後、そしてバルク版が1万2000円前後ということを考えれば、単純にオフィスユースで利用したい人にとってMillennium G450EXはかなり魅力的な製品と言える。パフォーマンス面で見るべきものは特にないが、終了したRADEON VEに代わって企業ユーザーを中心に人気を集めそうだ。
【取材協力】