日本サムスン(株)は29日、モバイルPentium III-M-1.2/1.0GHz、15インチ1400×1050ドットのフルカラー液晶ディスプレーを搭載した、オールインワンA4ノートパソコン『GT9000』を発表した。OSはWindows XP Home Edition。8月に米インテル社が開催した開発者向けイベント“Intel Developer Forum Fall 2001”において、優れたパソコンに与えられる“Innovative PC Aword”を受賞したという。
『GT9000』 |
CPU、ディスプレー以外の主な仕様としては、チップセットはIntel 830MP、メモリーは256MB SDRAM(PC133対応)、グラフィックスチップはカナダのATIテクノロジーズ社製『ATI Mobility Radeon-D』(ビデオメモリーは16MB DDR DRAM)、HDDは30GB(UltraATA/100)、FDD、DVDコンボドライブ(DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き換え4倍速、CD-ROM読み込み24倍速)を搭載する。インターフェースは、PCカードスロット(Type II)×2、V.90対応56kbpsモデム、100BASE-TX、IEEE1394、USB×2を備える。サイズは幅324×奥行き272×高さ41mm、重さは約3.3kg。バッテリー動作時間は4時間。
『Norton AntiVirus 2002』、『Adobe Acrobat Reader 5.0』をプレインストールするほか、ビデオ編集ソフト『MGI VideoWave 4』、画像編集ソフト『MGI PhotoSuite』、DVDビデオ再生ソフト『Power DVD』がCD-ROMで付属する。モバイルPentium III-M-1.0GHz搭載モデルの『』が19万9800円、同-1.2GHz搭載モデルが27万9800円を予定。
販売は同社の直販サイトを通じて行なわれる。発売予定は11月上旬で、価格はモバイルPentium III-M-1.0GHz搭載モデル『N950-P105A』が19万9800円、同-1.2GHz搭載モデル『N950-P105B』が27万9800円を予定。両モデルのCPU以外の仕様は共通となっている。