エプソンダイレクト(株)は25日、OSにWindows XPを選択できる、B.T.O.ノートパソコン『Endeavor NT-1400』を発表した。同日付けで受注センター(TEL.0120-545-101)とインターネット販売“オンラインB.T.O”を通じて受注を開始し、25日から出荷する。価格は13万9000円から。
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| 『Endeavor NT-1400』 |
『Endeavor NT-1400』は、同社製品『Endeavor NT-1200』の後継モデルとなるA4オールインワン・ノートパソコン。特徴として、キーボードに“メカニカルキー”を採用したことが挙げられる。最近のノートパソコンでは、キーボードのプリント基板にスイッチの接点となるパターンを作成し、半球状(ドーム状)のゴムなどで打鍵時の反発を得る“メンブレンスイッチ”を採用したものが多い。これに対して“メカニカルキー”は、キーボードのキー1つ1つに、金属製のバネとスイッチを備え付けてあり、深いストロークで打ち応えのある打鍵が可能になっているという。また、各アプリケーションをボタン1つで起動できる、“Eメール”キー、“インターネット”キー、“アプリケーションキー”などのインスタントキーを備えている。キーピッチは19mm、キーストロークは2.8mmとなっている。
チップセットはIntel 830MPチップセットで、CPUはモバイルCeleron-733/866MHz、あるいはモバイルPentium III-M-866/933MHz、1.0/1.2GHzから選択できる。メモリーはPC133対応の128MB SDRAMをオンボードで搭載し、最大640MBまで増設可能。HDDは、UltraATA/100対応の20/30/40GBから選択可能。また、3モードのFDDを内蔵する。
光ディスクドライブは、DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ、CD-R/RWドライブ、CD-ROMの3種類から選択できる。コンボドライブは、DVD-ROM読み込み8倍速、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き換え4倍速、CD-ROM読み込み24倍速。CD-R/RWドライブは、CD-R書き込み8倍速、CD-RW書き換え4倍速、CD-ROM読み込み24倍速。CD-ROMドライブは、読み込み24倍速となっている。
グラフィックスチップには、ビデオメモリーとして8MB DDR SDRAMを内蔵する、カナダのATIテクノロジーズ社の『MOBILITY RADEON M6-M』を採用。ディスプレーには最大1024×768ドット(約1677万色)表示可能な14.1インチTFTカラー液晶を採用。外部ディスプレー接続時には、最大1600×1200ドット(約1677万色)での表示が可能となっている。
外部インターフェースとしては、シリアル(D-sub9ピン)×1、パラレル(D-sub25ピン)×1、ディスプレー(D-sub15ピン)×1、USB×2、PCカードスロット(Type II×2あるいはTypeIII×1)、IrDAポート、PS/2×1、Sビデオ端子×1を備えている。ネットワーク機能としては、10/100BASE-TXに対応したLANボード、および56kbps(V.90/K56flex対応)のFAXモデムをオプションで追加できる。
バッテリーにはリチウムイオンを採用しており、動作時間は約4.5時間。充電時間は本体電源オフ時で約2時間、動作時で約4.5時間。消費電力は、最大50Wとなっている。
OSは、Windows 98SE/2000 Professional/XP Home Edition/XP Professionalから1つを選択。アプリケーションとして、ウイルス対策プログラム『MacAfee Virus Scan』を標準で添付する。また、CD-RWドライブ内蔵モデルには、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD』と『B's CLiP』が、DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ内蔵モデルには同ライティングソフトのほか、米インタービデオ社のDVDビデオ再生ソフト『WinDVD』が付属する。
本体サイズは、幅310×奥行き256×高さ35mmで、重さ約3kg。重さ240gのACアダプターが付属する。価格は、以下の構成例で19万6000円となっている。
『Endeavor NT-1400』構成例
- モバイルPentium III-M-1GHz
- 128MB SDRAM
- CD-R/RWドライブ(CD-R書き込み8倍速/CD-RW書き換え4倍速/CD-ROM読み込み24倍速)
- 20GB HDD
- Windows XP Professional
- LANアダプター、モデムなし
