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エプソンダイレクト、Windows XPを搭載したパソコン2機種を発表

2001年10月12日 13時11分更新

文● 編集部 田口敏之

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エプソンダイレクト(株)は12日、Windows XPをプレインストールした、デスクトップパソコンとノートパソコンの2機種を発表した。同日付けで受注センター(TEL.0120-545-101)とインターネット販売“オンラインB.T.O”を通じて受注を開始する。なお、Windows XPを搭載した製品の出荷は、25日以降となる。

『Endeavor MT-6000 XPビジネスパック』『Endeavor MT-6000 XPパーソナルパック』

『Endeavor MT-6000 XP』は、Windows XPの発売に合わせたデスクトップパソコンのパッケージ商品。現行の『Endeavor MT-6000』をベースにWindows XPを搭載し、ビジネスユースとパーソナルユースそれぞれに適した2つのパッケージを用意している。

『Endeavor MT-6000 XPビジネスパック/パーソナルパック』
『Endeavor MT-6000 XPビジネスパック/パーソナルパック』

ビジネスパックでは、購入後の初回起動時に、OSをWindows XP ProfessionalとWindows 2000 Professional(SP2)のどちらかから選ぶことができる。こちらはビジネスユーザーを意識し、安定性を追求したパッケージとなっている。パーソナルパックでは、OSにはWindows XP Home Editionを搭載しており、IEEE1394端子やコンボドライブを備え、さらに同社が独自に開発したビデオ編集ソフト『DV Symphomovie』をプレインストールするなど、パーソナルユースを意識したパッケージとなっている。

価格は、ビジネスパックが9万4800円、パーソナルパックが12万9800円。なお、ディスプレーは付属していないが、同製品と同時に購入した場合のみ、オプションのTFTカラー液晶ディスプレー『LCV-15MAT』を、3万9800円で購入できる(通常、本体と同時購入で4万4800円)。

両モデルの仕様の違いは以下の通り。ビジネスパックは、CPUにPentium 4-1.5GHz、HDDはUltraATA/100対応の40GBで、48倍速のCD-ROMドライブを備える。パーソナルパックは、Pentium 4-1.8GHz、HDDはUltraATA/100対応の80GB、DVD-ROM読み込み最大12倍速/CD-R書き込み最大20倍速/CD-RW書き換え最大10倍速/CD-ROM読み込み最大40倍速のコンボドライブを備えている。さらにIEEE1394端子を、前面に4ピンコネクタ1つ、背面に6ピンコネクタを2つ備えており、パーソナルパックにインストールしてあるビデオ編集ソフト『DV Symphomovie』によってビデオ編集も行なえる。また、アンプ付きスピーカーが標準で付属する。

共通の仕様は以下の通り。チップセットにはIntel 845チップセット、PC133に対応した128MB(最大1152MB)のSDRAM、10/100BASE-TXに対応したLANボード、グラフィックスカードに(株)エルザジャパン製の『GLADIAC 311 32MB AGP』、FDD、USBポートは前面に2つ背面に2つの計4つを備える。標準添付アプリケーションソフトウェアとして、ウイルス対策プログラム『McAfee Virus Scan』と、PDFビューアー『Adobe Acrobat Reader』がインストールされている。本体サイズは、幅170mm×奥行き357×高さ357mmで、重さは約10kg(本体のみ)。消費電力は、最大280Wとなっている。

EDiCube Note NC821シリーズ

『EDiCube Note NC821』シリーズは、『EDiCube Note NC820』シリーズの後継にあたるA4オールインワンノートパソコン。注文時にユーザーの希望する仕様にできる“Built to Order”(B.T.O)を省略して、価格を抑えている。

『EDiCube Note NC821』
『EDiCube Note NC821』

OSには、Windows XP Home Editionか、Windows 2000 Professionalのいずれかを選択できる。従来シリーズからの主な変更点として、チップセットをSiS630からSiS630STに変更したこと、オンボードメモリーを64MBから128MBに増やして、最大搭載可能メモリーを384MBに拡張したこと、バッテリーをニッケル水素からリチウムイオンに変更し、バッテリーでの動作時間を、従来の約1.5時間から約2.5時間にしたことなどが挙げられる。

EDiCube Note NC821には、DVD-ROM読み込み最大8倍速/CD-R書き込み最大8倍速/CD-RW書き換え最大4倍速/CD-ROM読み込み最大24倍速のコンボドライブを搭載した『NC821DR』、CD-R書き込み最大8倍速/CD-RW書き換え最大4倍速/CD-ROM読み込み最大24倍速のCD-RWドライブを搭載した『NC821R』、読み込み最大24倍速のCD-ROMドライブを搭載した『NC821』の3モデルがある。選択可能な2つのOSと合わせて、合計6ラインアップとなる。

価格は、『NC821DR』のWindows XPモデルが14万3800円、Windows 2000モデルが15万2800円。『NC821R』のWindows XPモデルが12万9800円、Windows 2000モデルが13万8800円。『NC821』のWindows XPモデルが11万6800円、Windows 2000モデルが12万5000円。

主な仕様は以下の通り。CPUにMobile Celeron-800MHz、メモリーはPC100対応のSDRAMを128MB(最大384MB)備え、2モードのFDDを内蔵し、HDDには20GBを採用している。外部ディスプレーには、最大1024×768ドット/フルカラー表示の13.3インチTFT液晶を採用、56kbpsのモデムと、10/100BASE-TXに対応したLANボードを備える。そのほかの外部インターフェースとしては、シリアル(D-sub 9ピン)×1、パラレル(D-sub25ピン)×1、ディスプレー(D-sub15ピン)×1、USB×2、PCカードスロット(Type II×2あるいはTypeIII×1)、IrDAポート、PS/2×1を備えている。またステレオスピーカーのほか、マイクも内蔵している。

キーボードには、キーピッチ19mm、キーストローク2.6mmの日本語対応87キーのものを採用、ポインティングデバイスはタッチパッド。標準添付アプリケーションとして、ウイルス対策プログラム『McAfee Virus Scan』と、PDFビューアー『Adobe Acrobat Reader』を備えるほか、CD-RWドライブ内蔵モデルには、(株)ビー・エイチ・エーのライティングソフト『B's Recorder GOLD』と『B's CLiP』が、DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ内蔵モデルには同ライティングソフトのほか、米インタービデオ社のDVDビデオ再生ソフト『WinDVD』が付属する。

本体サイズは、幅300×奥行き250×高さ41mmで、重さは約3kg。重さ240gのACアダプターが付属する。バッテリーの動作時間は、約2.5時間。充電時間は本体電源オフ時で約2時間、動作時で約3時間。消費電力は、最大50Wとなっている。

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