空冷式ではトップレベルの性能を誇るカニエの銅製CPUクーラー“Hedgehog”。フィンが細かくなったりアルミとのハイブリッドになったりと細かい改良が繰り返されているが、まさに極めつけといえる製品が明日アキバで発売される見込みとなった。その名は「Hedgehog-typeW」。Socket(A/370)用クーラーでありながらそのヒートシンクは横に大きく広げられており、ファンを2基搭載するという見るからに強力そうなシロモノである。
実際取り付けてみた写真を見てみると、マザーボード上のコンデンサやインターフェイスをうまく避ける形状であることがわかる。サイズは61(W)×121(D)×69(H)mmで、マザーボード側の突起物が干渉する高さは下の図を参照されたい。重量は標準バージョンで734gとヘビー級である。
このところのHedgehogと同様、三菱製ファン(5400rpm、38dB)がセットの標準バージョンと、DELTA製ファン(6800rpm、46.5dB)がセットの強力バージョン「w/DELTA」の2種類のモデルがあり、同時発売となるようだ。
底面から見るとこのようになっている |
マザーボード上のものが干渉する高さの図 |
こちらはデルタファン搭載の強力バージョン。騒音注意といったところだろうか |
明日発売を予定しているのは価格はコムサテライト3号店で、予価は標準バージョンが4980円、w/DELTAが5300円となっている。
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