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イーバンク銀行、23日に開業――5年後には300万口座を

2001年07月19日 00時09分更新

文● 編集部 中西祥智

イーバンク銀行(株)は18日、記者発表会を開催し、23日午前9時に営業を開始すると発表した。

握手する3人
左から、イーバンク銀行代表取締役副社長の若山健彦氏、代表取締役社長の松尾泰一氏、ヤフー常務取締役営業本部長の有馬誠氏

イーバンク銀行はインターネット上での小額決済に特化した銀行として、2000年1月14日に設立(※1)した。インターネット専業で、通常の銀行のような窓口やATMは持たない。

※1 設立当初の社名は“日本電子決済企画株式会社”。2001年6月15日に現在の社名に変更した。

代表取締役社長の松尾泰一氏代表取締役社長の松尾泰一氏

冒頭、挨拶に立った同社代表取締役社長の松尾泰一氏は「私たちは普通の銀行とは一味違う、決済に特化した銀行だ。デジタルコンテンツなどの小額決済を我々が扱うことで、手数料の価格低下を図り、いささかでも経済の活性化に寄与したい」との抱負を語った。また、秋には携帯電話からのサービスを行なえるようにするという。

また、同社の株主であるヤフー(株)常務取締役営業本部長の有馬誠氏は、Yahoo!ショッピングの売り上げは10億円、Yahoo!オークションの認証ユーザー数は63万人を超えており、そのユーザーにとって便利なサービスとして、安心してお勧めできるとしている。イーバンク銀行はYahoo!オークションのオフィシャルバンクに選ばれている。

ヤフー常務取締役営業本部長の有馬誠氏ヤフー常務取締役営業本部長の有馬誠氏

有馬氏は、自社のADSLサービス“Yahoo! BB”が、Yahoo!に大量のバナー広告を出した結果申し込みが殺到したことを挙げ、対象と方法によってはバナー広告での集客が期待できるとし、イーバンク銀行についてもYahoo!上で同様のマーケティングを採ると語った。Yahoo! BBの決済も、イーバンク銀行を利用するという。

イーバンク銀行は決済に特化し、その決済の手数料を収入とする。手数料が発生するのは、他の銀行から口座への入出金を行なった場合と、企業が送金を受け取った場合。口座維持手数料や、個人の振り込み手数料などは無料。つまり、イーバンク銀行内で個人間の取り引きを行なっている限りは、手数料は発生しない。

預金は、普通預金が50万円まで、定期預金も50万円まで、それぞれ利息の付利対象となる。50万円という上限を設けたことについては、同社によるとインターネットでは100%の信頼性はありえず、また個人の決済なら50万円で十分だからとしている。預金はウェブ上で操作でき、深夜、休日でも取り引きが行なえる。

イーバンク銀行の支払い画面
イーバンク銀行の支払い画面

インターネット上で買い物をする場合、ユーザーは支払いの際にイーバンク銀行を選択し、電子証明書を使ってイーバンク銀行にログイン、暗証番号を入力するだけで決済が行なわれる。イーバンク銀行上の口座への送金は、相手の口座番号、支払い金額、暗証番号を入力する。一般の振り込みとは違って、支払日を設定することが可能。

現在予定している金利は、普通預金が開行から10月末まではオープニング特別金利として0.5%、定期預金は1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月すべて0.1%となっている。今後追加するサービスは、リアルタイム決済サービスの“イーバンク銀行デビット”、公共料金などの自動引き落とし、米PayPal社との提携によるEメールでの送金サービスなど。

目標とする利用者数について、同社は3年後に150万口座、5年後に300万口座とし、3年後に黒字転換するとしている。そして、5年後には年間5000億円の決済を行なうことを目指す。もっとも、株主などとの提携関係が順調に進んだため、目標の前倒しや上方修正を行なう方向で検討しているという。

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