オープンインタフェース(株)とテュフ ラインランド ジャパン(株)は16日、近距離無線通信技術“Bluetooth”の検証および認証サービスで業務提携すると発表した。
今回の業務提携に基づき、オープンインタフェースは、Bluetooth関連機器開発メーカーに対して、製品出荷前の接続性テストと互換性検証を行なう。テュフ ラインランド ジャパンは、オープンインタフェースで検証を受けた製品に対して、Bluetooth認証サービスを提供する。接続性テストやBluetooth認証取得という包括的なサービスを提供することで、Bluetooth関連機器開発メーカーにとって負荷のかかる業務の軽減を目指すという。
オープンインタフェースは、通信制御ソフトウェアおよび応用ソフトウェアの開発と、テスティング関連サービスの提供を行なう企業。Bluetoothに関しては、パソコンに標準搭載されたプロトコルスタックを開発した実績がある。同社は、今回の業務提携を契機に、同事業を日本国内で拡大し、将来的にはアジアをはじめグローバルに展開していく予定としている。
テュフ ラインランド ジャパンは、ドイツに本社のある世界的な中立的第三者認証機関。Bluetooth認証サービスにおいてBQTF(Bluetooth Qualification Test Facility)/BQB(Bluetooth Qualification Body)事業の拡大を開始するという。