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コカ・コーラ モデル パソコン Red Model/Silver Model

コカ・コーラ モデル パソコン Red Model/Silver Model

2001年07月16日 18時35分更新

文● 佐久間

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“コカ・コーラ”は外観だけにあらず
アイコンも壁紙も効果音も“always コカ・コーラ”に

デスクトップテーマ
コカ・コーラ モデル パソコンのオリジナルデスクトップテーマ。壁紙は時刻に応じて自動的に切り替わる。
 本機が“コカ・コーラ モデル”を名乗るのは、なにもカバー部分にコカ・コーラをデザインしているから、というだけではない。電源を入れてビックリ、起動音はコカ・コーラCMのBGM(現在の桑田圭介より1つ前のCM)、マウスカーソルはコーラビン、マイコンピュータもマイネットワークもごみ箱もコカ・コーラにちなんだアイコンに変更されている。さらにオリジナルのデスクトップテーマをプリインストールしており、クラシカルなアメリカンテイストのコークにちなんだイラストの壁紙は決まった時間になると入れ替えわる(全10種類)という凝りようだ。右クリックした時の効果音は、ビンのふたを開けた時の「シュポッ」という音で、初めて触ると驚くこと請け合い。
 加えて、コカ・コーラにちなんだオリジナルミニゲームも収録されている。サッカーのPK戦をモチーフにしたもので、左右に移動するパワーゲージとシュートコースを示すカーソルをタイミングよく止めて豪快にゴールを決めよう。ルールは簡単だが、リアクション(パワーゲージが0だとシューズがアンパイアに当たる、など)が豊富に用意されている。プレイしてみると、わざと外して違うリアクションを探してみたくなるだろう。



デスクトップテーマ
コカ・コーラ モデル パソコンに収録されているオリジナルゲーム。ルールは単純だが、コミカルなアクションが楽しい。
 ここまでコカ・コーラ仕様で凝り固めているとWindows Me標準の状態で使うのはもったいない気もするが、とはいえパフォーマンスを測定するため通常のベンチマークテスト向けオプションとコカ・コーラ仕様の2種類でベンチマークテストを行ってみた。
 ちなみに、ベンチマークテスト向けオプションとは、効果音を消し、配色は標準状態、壁紙もスクリーンセーバもなし、マウスカーソルもアニメーションなしの標準状態に変更している(ほかのノートPCでも条件を等しくするため同一設定でテストしている)。
 結果は、Excelで13%程度の差が出た(コカ・コーラ仕様で遅くなる)が、実使用上は気になるほどではない。コーク好きなら、この程度の差には目をつむれるだろう。



液晶カバー
オープンテラスのカフェなどで、誰かに見せびらかしたくなる楽しいデザイン。シュポッの効果音も衆目(耳)を集めそうだ。
 実機を手にしてみたところ、まず液晶カバーのコカ・コーラデザインプリントの強度がやや気になった。普通に触ったり指でこする程度では問題ないが、あまり乱暴に扱ったりカバンの中で堅いものが当たったりしないように、多少配慮して使ったほうがよさそうだ。
 何より使っていて楽しいのは、右クリックしたりスタートメニューを出すたびに「シュポッ」と軽快に鳴る効果音と、時間ごとに景色を変える壁紙(アクティブデスクトップ)だ。本体サイズは262(W)×214(D)×26(H)mmで最薄部19.8mm、重量は約1.34kgと小型軽量なので、アウトドアに持ち出し、いつもよりボリュームを少し大きめにして、誰かに見せつけたくなる(「なにそれ~?」って言われたい気にさせる)個性豊かなサブノートだ。こうした製品の登場は大いに歓迎したい。


コカ・コーラ モデル パソコンの主なスペック
CPU 低電圧版Mobile Celeron-500MHz
メモリ 64MB
液晶 11.3インチTFT
解像度 1024×768ドット/フルカラー
HDD 10GB
CD-ROM
通信 モデム
サイズ 262(W)×214(D)×19.8~26(H)mm
重量 約1.34kg
OS Windows Millennium Edition
Officeアプリ

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