日本Sambaユーザー会は7日、『Samba 2.0.10 日本語版 リリース1.0』を発 表した。Sambaは、UNIXマシンにWindows系のサーバとしての機能を持たせるソフトウエア。
オリジナルの「Samba 2.0.10」をベースに、「Samba 2.0.7 日本語版 1.0」で実装されたSWAT(SambaのWebによる管理ツール)の国際化や、「Samba 2.0.7 日本語版 2.2」で実装されたWindowsの日本語機種依存文字のサポートなどを取り入れている。
そのほか、「Samba 2.0.10 日本語版 1.0」独自の特長としては以下のとおり。
- 日本語ユーザー名など日本語サポートの強化
- NEWS OSやUX 4800のサポート
- Mac OS Xへの対応
- smb.confの日本語テンプレートを同梱
- HEX、CAPのオペレーションを支援するsmbchartoolの提供
- GPL2で提供
- O'Reilly「Using Samba」の邦訳版を同梱
日本Sambaユーザー会では、今回間に合わなかったバグを修正した“1.1”を、7月末にリリースするほか、主要OSのバイナリパッケージについても近日中に提供する予定だという。