三菱電機(株)は18日、インターネットで配信する映像や音声の品質を確保するために、ネットワークキャッシュサーバー『CacheOne』(キャッシュワン)に、ストリーミングメディア対応機能を追加したと発表した。製造と販売は、同社の子会社である(株)トラフィック・ワン・コミュニケーションズが担当する。
ストリーミングメディアキャッシュの概念図 |
同製品は、ストリーミングメディアに対応したキャッシュソフトウェア『Inktomi Traffic Server Media-IXT』を採用した専用Linuxtサーバー。Real Server、Windows Media Technology、QuickTimeのプロトコルに対応する。販売の対象は、インターネットマンションなどの中規模ネットワーク拠点や遠隔教育などの分野。価格は、タワー型の『CacheOne200 STシリーズ』が250万円からで、ラックマウント型の『CacheOne300 STシリーズ』が330万円から。両製品ともに7月16日に発売する。