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GigabyteからTualatin対応マザー!青いソケット“Blue Thunder”を搭載

2001年06月15日 19時57分更新

文● 小板

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GA-60XET

 Gigabyteがi815EP(B-Step)を搭載したTualatin対応のマザー「GA-60XET」の発売を発表した。秋葉原のショップでは、TSUKUMO eX.が来週末に1万6999円で発売するとしており、マザーボードの展示を開始している。ボードの横にあるスペック表を見ると、対応CPUに関してはFC-PGAとFC-PGA2となっている。ただし、編集部に寄せられた同マザーの資料には、「Pentium III(C、D step and Tualatin)100/133MHz FSB processors」といった具合に、はっきりTualatin対応とうたわれている。その通りであるとすれば、(外見上はわからないが)チップセットは1.2Vのプロセッサバス電圧「AGTL」サポートしているはずだ。



ポップ
来週末入荷をうたうポップ。価格は1万6999円
ソケット

 実は、このマザーのニュースに関しては、すでにCOMPUTEX TAIPEI 2001のレポートでもお伝えしているのだが、CPUソケットが青いのが特徴。同社ではTualatin対応マザーのソケットをUniversal Socketとし、全て青く着色するという。



ブルーサンダー
COMPUTEX TAIPEIでもBlue Thunderを宣伝していた

 また、ソケットの色にちなんで「Blue Thunder」(中国語名は“藍旋風”)と独自の愛称をつけて市場に売り込んでいくもようだ(日本語名もつく予定)。よく見るとヒートシンクも青くなっており、基板の色と合わせて、同社のカラーで統一されているのがわかる。 拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1。DIMM×4(最大512MB)となっており、クリエイティブのサウンドチップ「CT5880」やDual BIOSを搭載する。

 なお、機能面での特徴としては「オーバークロックを意識した作り」(同社)であり、FSB設定クロック(最大200MHzまで1MHz刻みで設定可能)、倍率変更、コア電圧(1.8Vまで0.5V刻み)、メモリ電圧(3.4Vから3.6Vまで0.1V刻み)、AGP電圧(1.6Vから1.8Vまで0.1V刻み)のすべてがBIOS上で設定可能だという。



GA-6VTX
VIA Apollo Pro133Tを搭載した「GA-6VTX」(サンプル写真)

 この他、メモリソケットが3本になりBIOSをシングルにしたGA-60XETの廉価版「GA-6OXET-C」や、TualatinのDualマザー「GA-6VTXD」、VIA Apollo Pro133T搭載の「GA-6VTX」もライナップにあがっている。



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