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ビニール製“ぐんにょりキーボード”が配列変更+キータッチ改善でリニューアル!

2001年06月14日 22時57分更新

文● 水野

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FOLD-6000 MULTI-MEDIA KEYBOARD

 ビニール製で完全防水、おまけに使わない時はくるくると丸めて収納できる“軟体キーボード”こと「Foldable Ketboard」(販売元はセリング)。実用性はさておきその珍妙さでおなじみとなっているキーボードだが、1発ネタ的製品かと思いきや、作っている方は大真面目のようだ。使いやすさを大幅に向上させた改良版「FOLD-6000 MULTI-MEDIA KEYBOARD」が登場したのである。



コントロール基板
コントロール基板が旧モデルより小型化されており、より“丸めやすく”なっている。

 この改良型の構造は旧モデルどおり。ビニールシートでメンブレンシート(薄い金属パターンを重ね、圧力によって接触させることでON/OFFを行うスイッチ)をサンドイッチし、キーのパターンをラバードームを入れて出っ張らせている。つまりすべてが軟らかい素材でできており(右上のコントロール基板部分を除く)、かつビニールで密封されているため折り曲げ自在完全防水、お風呂でだって使えるというわけである。



新旧比較
旧モデルとの比較。PageUp/Down・Home/End・Insert/Delete・カーソルキーの配列もユニーク

 そして旧モデルと並べると改良点は一目瞭然。上部に18個のマルチメディアキーが追加されており、キーが全体的に小振りになっている。キーが小さく低くなった分、旧モデルの指がキーに沈むような“ぐんにょり”とした感触が薄れ、わずかだがクリック感まで感じられるようになった。打ち込みやすさは大幅に向上しているといえるが、あくまでマシになったという程度で、実際はしっかり押し込まないと認識されないので戸惑うことになるだろう。
 また、なぜか左シフトキーとスペースキーが2分割されているのも特徴だ。



丸まります

 インターフェイスはPS/2。製品にはドライバディスクも同梱されているが、Windows 95/98/NT対応とのみ記載されており、Windows 2000の表記はない。パッケージではWindows 2000にも対応すると書かれているのでおそらく問題ないものと思われるが、詳細は不明である。  価格はCUSTOMで3980円、高速電脳で3480円、クレバリー3号店で3780円である。



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