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I・O・データ、15.7インチ液晶ディスプレーやMP3対応CDプレーヤーを発売

2001年06月04日 23時57分更新

文● デジタルバイヤー編集部

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(株)アイ・オー・データ機器は4日、1280×1024ドット(SXGA)表示が可能な15.7インチTFT液晶ディスプレー『LCD-A16H』と、MP3デコーダーを内蔵したポータブルCDプレーヤー『MDM-H2LP』、およびUSB 2.0接続ケーブルを標準添付したi・CONNECT対応DVD-ROMドライブ『DVD-i16/US2』、MOドライブ『MOA-i640S/US2』を発表した。6月下旬より順次出荷を開始する。

15.7インチTFT液晶パネルを搭載した『LCD-A16H』
15.7インチTFT液晶パネルを搭載した『LCD-A16H』。1.5mのアナログRGBケーブル、ACアダプター(12V)が付属する

『LCD-A16H』は、アナログ入力1系を装備する15.7インチTFT液晶ディスプレー。最大表示解像度は1280×1024ドット1677万色表示対応。最大輝度は200cd/m2で、コントラストは250:1。視野角は上下90度で左右が120度。本体サイズは従来の15インチ液晶ディスプレー『LCD-A15H』(XGA表示)と同じで、幅400×奥行き158×高さ378mm。価格は7万4800円。出荷開始時期は6月下旬。

『MDM-H2LP』
『MDM-H2LP』

『MDM-H2LP』(愛称:HyperHyde Loops)はMP3データを記録したCD-R/RWメディアなども再生できるポータブルCDプレーヤー。本体上面にモノクロ液晶ディスプレー(2行×12文字)を装備し、ID3タグ(英数表示のみ)から曲名やアーティスト名を読み出し表示が可能。MP3ファイル(32~224kbps、VBRには未対応)を階層管理したメディアにも対応し、英数字でファイル名検索もできる。再生機能としては、1曲/全曲のリピート、最初の10秒間のみ再生するイントロスキャン、ランダム再生、最大24曲登録できるプログラム演奏などを搭載。また、低音部を強調する“Dynamic Bass Boost System”と、音楽CDで約45秒、MP3なら約110秒分の“データバッファ(アンチショック機能)”を内蔵する。電源は単3電池2本で、連続再生時間はアンチショック機能OFF時に音楽CDで7時間、MP3データなら10時間となる。本体サイズは幅130×奥行き145×高さ32mm、重量は260g。価格は1万4800円。出荷開始時期は6月末。

DVD-ROMドライブ『DVD-i16/US2』
DVD-RAMやDVD-RWメディアにも対応するDVD-ROMドライブ『DVD-i16/US2』

『DVD-i16/US2』と『MOA-i640S/US2』は、いずれもケーブルの交換によってUSB 1.1やIEEE1394、SCSIなど複数のインターフェースに変更できる同社独自のマルチコネクタシステム“i・CONNECT”対応の外付け周辺機器。両製品にはUSB 2.0ケーブルが標準で付属する。ただし、現時点でUSB 2.0接続を確認しているのは同社のUSB 2.0インターフェースカード『USB2-PCI』のみ。

『DVD-i16/US2』はDVD-RAMやDVD-RWメディアの読み出しにも対応したDVD-ROMドライブ。USB 2.0接続の場合、DVD-ROMを9倍速、CD-ROMを48倍速で読み出し可能。同じケーブルで通常のUSB 1.1環境に接続しても利用できるが、この場合はDVDが0.6倍速相当となりDVD-Videoの再生時に音飛びやコマ落ちが発生する。また、DVD-RAMやDVD-RWメディアはDVDビデオレコーダーやDVDカムなどで記録したUDF 2.0フォーマットには対応しておらず、データディスクやDVD-Videoとして保存したメディアのみ読み込み可能となる。対応OSはWindows 98/Me/2000。ただしUSB2-PCIが未対応(将来は対応予定)のため、現状ではWindows 2000のみUSB 1.1環境での動作となる。ソフトDVDプレーヤー『PowerDVD VR-X』が標準で付属する。本体サイズは幅162×奥行き240×高さ48mm、重量は約1.5kg。価格は2万2000円。出荷開始時期は6月末。

『MOA-i640S/US2』
アルミ&トランスルーセントのハイブリッドボディーを採用する『MOA-i640S/US2』。Macintosh用にフォーマットされたMOメディアを読み書き可能にする『RINGOWIN LE』(Windows 98/Me用)が添付されている

『MOA-i640S/US2』は128/230/540/640MBメディア(オーバーライト対応)を読み書き可能な外付けMOドライブ。スタンド付きで縦置き/横置きの選択が可能。“グラファイト”(スモークグレー)と5色のiMacにちなんだ交換可能なカラーパーツが付属する。また、万一メディアが読み出し不可能になった場合にも可能な限りデータを救い出す同社のサポート“メディアレスキュー・サービス”が受けられる。対応OSはWindows 98/Me/2000、Mac OS 8.6~9.1(USB Manager 1.1以降)。ただしUSB2-PCIが未対応のため、現状ではWindows 2000(将来は対応予定)とMac OSではUSB 1.1環境での動作となる。本体サイズは幅117×奥行き187×高さ33mm、重量は約830g。価格は3万4800円。出荷開始時期は6月下旬。

また、同時にTVチューナー&MPEG-2エンコーダーを内蔵したUSB 1.1接続の外付けTVキャプチャーデバイス『USB-MPG2TV』について、Windows 2000用ドライバを開発中であることを発表した。対応ドライバは6月末に同社ウェブサイト(無償)ならびに郵送(送料実費負担)にて配布開始する予定という。

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