日本電気(株)は4日、企業やISP/ASP向けの専用サーバー製品“Express5800 インターネットアプライアンスサーバ”として、ウイルスチェック専用サーバー『Express5800/VirusCheckServer(ウイルスチェックサーバ)』を発売した。価格は72万8000円(50ユーザー)から。同日付けで販売を開始し、出荷開始は7月31日。
『Express5800/VirusCheckServer』 |
『Express5800/VirusCheckServer』(N8100-776)は、トレンドマイクロのインターネットゲートウェイ用ウイルス対策ソフト『InterScan VirusWall(インタースキャン・ウイルスウォール)』を搭載した専用サーバー。インターネット経由で入り込んでくるウイルスの検出と駆除が行なえるほか、社内の感染が社外に広がることを防ぐこともできるという。最新のウイルスパターンファイルをトレンドマイクロのウェブサイトから自動でダウンロード機能も備えている。
CPUにPentium III-1.0BGHz、128MBのメモリー、30GBのHDD、100BASE-TX×2を搭載する。本体サイズは幅483×奥行き427×高さ44.45mm(1Uサイズ)で、重量は10kg。OSはTurboLinux Serverを採用。
同社では併せて、“Express5800 インターネットアプライアンスサーバ”の強化を発表した。メール/ウェブサーバーでは、クラスターシステム構築ソフト『CLUSTERPRO Lite! for Linux』(価格は60万円)によるフェールオーバー機能に対応したほか、ロードバランサーでは動的負荷分散機能を、ファイアーウォールサーバーでは二重化構成に対応。キャッシュサーバーはストリーミングコンテンツに対応し、『SURFNAVI』ではホームページ改ざん防止機能を強化した。