先週3月29日にMSI初のAMD760チップセット(AMD761+VIA VT82C686B)搭載マザーボード「K7 Master」を紹介し、初期バージョン(Ver.1.0)ではFSB 200MHzまでの対応とお伝えしたばかり。だが、それから10日足らずでもう新リビジョン(Ver1.1)となったK7 Masterが登場した。
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ボード上のシルク印刷。バージョンが1.1へと上がっている |
今回登場したK7 Master(Ver1.1)はFSB 266MHz版Athlonに完全対応。マザーボード裏面を見ると、NorthBridgeとCPUソケット間の配線にFSB 266MHz対応へ苦心した跡が見て取れる。なお、FSB 266MHzへの対応を果たしたほかは、基本的にVer1.0と同じもののようだ。
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マザーボードの裏面。左がK7 Master(Ver.1.1)、右がK7 Master(Ver.1.0)だ。ちなみに表面はCPUソケットとATX電源コネクタの間のレイアウトが若干変わった程度 |
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マニュアルはVer.1.0のものと同じ。そのため、“FSBは266MHzに対応”という旨の注意書きがパッケージに同梱しているが、順序が逆じゃないか? という気もする |
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パッケージ上は、スペックが記載されている部分でしか見分けられないので注意 |
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それにしても、1万2800円というのはとにかく安い |
実売価格は2万1000円~2万4000円程度。まさか翌週にリビジョンアップするとは思わず、先週の段階でK7 Master(Ver.1.0)を仕入れたショップの間ではちょっとした波紋を呼んでいる。特にコムサテライト3号店ではなんとVer.1.0を1万2800円で処分特価販売中。登場からわずか1週間で処分特価販売されるマザーボードというのは前例がない。FSB 266MHzにこだわらないなら、こちらもなかなかお買い得だ。
7日現在の価格情報
価格 | ショップ |
\20,800 | 高速電脳 |
\21,800 | BLESS |
\22,800 | USER'S SIDE本店 |
\23,800 | コムサテライト3号店 |
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