セガトイズは、先日発表したばかりの人間型ロボット『C-bot』や、『プーチ』などのココロボシリーズなど、すでにおなじみの製品に加え、さまざまな形態のロボットを展示している。
『BABY ROBO』は、呼びかけたりあやしたり、食事を与えたりおむつを替えたりしてかわいがると成長する赤ちゃんロボット。泣いているときに付属のミルクを口に当てると喜んで飲む真似をする(食事イベント)。またあおむけになって泣くのはおむつのイベントで、おしめを交換しないと不機嫌になってさらに大泣きする。成長するとハイハイができるようになり、言葉も変化する。7月発売で価格は3980円。
赤ちゃんロボットが流行なのか? セガトイズの『BABY ROBO』 |
こちらはパソコンで遠隔操作できるロボット『CREGIT(クレジット)』。パソコンに専用の無線ターミナルを装着することで、パソコン画面上で遠隔操作が行なえる。CREGITの一連の動作を専用ソフトでプログラミングすることも可能。さらに音声認識機能も搭載しており、ユーザーと簡単な会話が楽しめるという。あらかじめ収録されている会話文は500文字以上。10月末発売で、価格9800円 |
また、キティちゃんロボット『いつでもなかよし! ハローキティ(仮)』も参考出展されている。頭をなでたり話し掛けたりすると機嫌がよくなり、最高に機嫌がよくなると隠し芸を披露する。逆に放っておいたり手荒に扱うと機嫌が悪くなり、ふてくされて寝てしまう。タイマー機能を搭載しており、背面の液晶画面とボタンでスケジュールを登録しておくと、「朝よ起きて」「でかける時間よ」などと知らせてくれる。またカレンダー機能もあり、誕生日などを設定しておくと、誕生日前日には「明日は友達の誕生日よ」と知らせてくれ、誕生日当日にはHappy Birthdayの歌を歌ってくれる。9月発売で価格は5980円。残念ながら本体は撮影禁止のため、気になる人は会場に足を運んでください。
くまのぬいぐるみのような高齢者向けのトイセラピー『CARE BEAR』は、歳時記機能という珍しい機能を搭載しており、四季折々の音楽などを鳴らして季節感を演出する。また設定時刻になるとメロディとともにくまが声をかけてくる生活時刻機能も用意されている。抱き上げると反応するなどペットのようなインタラクティブ性も備えているという。外側の毛の部分と内側の本体部分との2重構造のため、外側の毛の部分が汚れたら、はがして洗えるようになっている。10月発売で価格は2万円。
高齢者向けのくまロボット『CARE BEAR』。男の子バージョンと女の子バージョンが用意されている |