ボーランド(株)は26日、CORBA(Common Object Request Broker Architecture)実装のORB(Object Request Broker)『Borland VisiBroker 4.5 for JAVA』を27日に出荷すると発表した。これは、同社のJ2EE(Java 2 Enterprise Editon)サーバー『Borland AppServer 4.5』が27日に出荷されるのに合わせたもの。
『Borland VisiBroker 4.5 for JAVA』は、最新のCORBA2.3仕様に準拠している。改良された点として
- パフォーマンスの向上が図られた
- ファイアウォールを越えたクライアント/サーバー非同期通信をサポートする“Bi-Directional IIOP(Internet Inter-ORB Protocol)”のサポート
- サーバーサイドRMI(Remote Method Invocation)のサポート
などが挙げられる。また、同製品は『Borland AppServer 4.5』のコアエンジンとしても使用されている。
27日には、Windows版、Solaris版が出荷され、その後順次Linux版、AIX版、HP-UX版が出荷される予定。
価格は『VisiBroker 4.5 for JAVA 開発キット』が1インストールにつき27万円、運用ライセンスはサーバー1CPUにつき37万5000円、サブスクリプションは1ライセンスあたり年間15万円から。