[編集部]
実際にはどんな使い方をしているのでしょうか?
[中田氏]
ある証券会社の例なんですが、RealSystemでリアルタイムな株の売買を業務として行なっていたのですが、遊びでRealSystemを使っている社内ユーザーのためにパフォーマンスがあがらないという問題がありました。そこで、AppSwitchを導入し、「Trader」というグループにはRealSystemを使わせる設定にし、そのほかのグループはRealSystemを使えないようにしました。これにより、Traderは他のグループのトラフィックに影響を受けず、取引ができるようになりました。そのほか、ある大学ではAppSwitchでNapstarをキャンパスネットワークで利用できないようにしています。お客様も使い方をイメージしながら、導入を検討していただけるようです。
[編集部]
製品の種類を教えてください。
[中田氏]
製品は2モデルで4タイプがあります。違いはギガビットEthernetのサポートとセッション数で、AppSwitch 2500は8000~3万2000というセッション数ですが、3500では25万以上のセッションをサポートしています。その他、PCIカードに機能をまとめた製品もあり、マシンに2枚装着することで3500の機能を提供することができます。