イー・アクセス(株)は29日、(財)電気通信端末機器審査協会(JATE)によりADSLモデムおよびスプリッタが認定される見込みであることを受け、ユーザー自身による宅内機器設置メニュー(DIYメニュー)を導入すると発表した。導入はJATEの認定後即日実施の見込みで、2001年2月1日を予定している。なお、実際のユーザーへの提供メニューへの導入は、各提携ISPにより行なわれる。
これまでADSLモデムなど宅内機器の設置は、簡易な接続でありながら制度上の理由により、同社指定の工事業者あるいは工事担任者の資格所有者にその実施は限られていた。JATEによる認定を受けることにより、ADSLモデムなど宅内機器を工事担任者の資格がないユーザーでも設置できるようになる。
なお、イー・アクセスでは、DIYメニュー導入に伴い、提携ISPにすでにADSLサービスを申し込んでいるユーザーにも、宅内工事要請の意思表示を再度確認する予定。
また、現在レンタルで提供しているADSLモデムなど宅内設置機器のユーザーによる買い取りや、メーカーからのADSLモデムの直接購入のほか、すでにユーザーが所有しているADSLモデムを利用できるサービスメニューの導入も行なうとしている。新しいサービスメニューの詳細については2月中に発表の予定。